はじめに
「XMLサイトマップって聞いたことはあるけど、自分で作る必要があるの?」
「ツールがいくつか出てくるけど、どれを使えばいいのか分からない…」
そんなふうに悩んでいませんか。
XMLサイトマップは、検索エンジンに「このページがあります」と伝えるためのファイルです。新しく記事を公開したときも、XMLサイトマップがあるとページを見つけてもらいやすくなります。
ただ、作り方はいくつかあり、「WordPressならプラグイン」「サイトをその場で作りたいなら無料ツール」のように、自分の環境に合った方法を選ぶ必要があります。そのため、最初はどれを選べばいいのか迷いやすい部分でもあります。
ですが、やること自体は難しくありません。自分に合ったツールを選んで順番に進めれば、10〜15分ほどで作成できます。
この記事では、XMLサイトマップを簡単に作れるツールと、それぞれの使い方を、迷わず進められるように順を追って説明していきます。
XMLサイトマップを今すぐ作れるツール

XMLサイトマップは手動で作ることもできますが、実際の運用では専用ツールを使うことで、数分以内に生成から更新まで完了させることができます。
ここでは、URLを入力するだけでその場で作れるものから、サイト全体を自動でクロールして生成するもの、さらには更新のたびに自動で反映される仕組みまで、用途別にすぐ使える作成方法を整理していきます。
オンライン型
「WordPressではないサイトを使っている」「とりあえず1回だけXMLサイトマップを作りたい」という場合は、URLを入力するだけで作成できるオンライン型が最も簡単です。トップページのURLを入れてボタンを押すだけで、自動でXMLサイトマップを作成できます。
サイトのURLを入力して「Start」を押すだけで、XMLサイトマップを自動生成できます。無料版は最大500URLまで対応しているため、記事数が少ないブログや小規模サイトに向いています。
作成後は.xmlファイルをダウンロードし、サーバーのトップ階層へアップロードすれば使えます。
Chrome拡張型
「どのページが含まれているか確認しながら作りたい」「ブラウザだけで完結させたい」という場合は、Chrome拡張型が向いています。Chromeに追加すると、開いているサイトを自動で巡回し、その場でXMLサイトマップを出力できます。
Chromeに追加したあと、対象サイトを開いて拡張機能を実行すると、サイト内のURLを自動で一覧化してXMLサイトマップを生成できます。
どのURLが含まれているかを画面で確認できるため、不要なページが入っていないかチェックしながら作りたい場合に便利です。
WordPressプラグイン型
WordPressを使っている場合は、プラグイン型が最も手間がかかりません。1度設定しておけば、新しい記事を公開したときにXMLサイトマップも自動で更新されるため、毎回作り直す必要がなくなります。
プラグインをインストールして有効化するだけで、自動的にXMLサイトマップが作成されます。
記事を追加・更新したときも自動で内容が反映されるため、特別な操作は必要ありません。WordPressで「できるだけ簡単に済ませたい」という場合に向いています。
どのXMLサイトマップ作成ツールを選べばいい?

XMLサイトマップは用途によって最適な作成方法が変わり、間違ったツールを選ぶと「一部ページが抜ける」「更新されない」といった問題につながります。
実際には、1回だけ作るのか、サイト全体を正確に取得したいのか、それとも更新のたびに自動反映させたいのかで選び方が分かれるため、それぞれの使いどころを具体的に整理していきます。
1回だけ作るならオンライン型
1回だけXMLサイトマップを作りたい場合は、オンライン型を使うのが最も早い方法です。サイトのURLを入力して「Generate」や「Start」を押すだけで、数秒〜数十秒でXMLサイトマップを作成できます。
トップページのURLを入力して「Start」を押すだけで、サイト内のリンクを自動で巡回し、XMLサイトマップを作成できます。無料版は最大500URLまで対応しているため、ブログや小規模サイトなら十分使えます。生成後は「Download your XML Sitemap」から.xmlファイルを保存し、そのままサーバーへアップロードできます。
URLを入力して「Generate Sitemap」を押すだけで、最大5,000URL程度までのXMLサイトマップを作成できます。記事数が多いサイトや、500URLを超える場合はこちらのほうが使いやすいです。作成後は.xmlファイルをダウンロードして利用できます。
サイト全体を正確に作りたいなら拡張機能
サイト全体をできるだけ正確にXMLサイトマップへ含めたい場合は、Chrome拡張機能を使う方法が向いています。ブラウザでサイトを開いた状態で拡張機能を起動すると、内部リンクを順番にたどりながらURLを収集し、そのままXMLサイトマップを作成できます。
Chromeに追加したあと、対象サイトを開いて拡張機能を実行するだけで、サイト内のURLを自動で巡回して一覧化できます。取得したURLはその場で確認でき、不要なページを外したうえでXML形式で出力できます。数十〜数百ページ規模のサイトで、「どのURLが入っているか確認しながら作りたい」場合に向いています。
リンク一覧を取得してCSV形式などで出力できる拡張機能です。単体ではXMLサイトマップを直接作るものではありませんが、サイト内URLをまとめて取得したいときに使えます。取得したURLを別のXMLサイトマップ作成ツールへ貼り付けることで、抜け漏れの少ないサイトマップを作れます。
更新を自動化したいならWordPressプラグイン
記事を追加するたびにXMLサイトマップも自動で更新したい場合は、WordPressプラグイン型が最も手間がかかりません。1度有効化しておけば、新しい記事や固定ページを公開したときに、XMLサイトマップへ自動で反映されます。
プラグインをインストールして有効化するだけで、XMLサイトマップが自動作成されます。記事や固定ページを追加・更新したときも、その内容が自動で反映されるため、毎回作り直す必要はありません。できるだけ簡単に済ませたい場合に向いています。
SEO設定とあわせてXMLサイトマップも自動で作成できます。プラグインを有効化すると、投稿・固定ページ・カテゴリーページなどが自動でサイトマップへ追加されます。すでにSEO対策で使っている場合は、新しく別のプラグインを入れなくても、そのまま利用できます。
SEO機能のひとつとしてXMLサイトマップを自動生成できます。投稿を公開した時点でURLが自動追加されるため、更新のたびに手作業をする必要がありません。Yoast SEO と同じく、SEOプラグインをすでに使っている人向けです。
XMLサイトマップの作成手順

XMLサイトマップは専門的な設定が必要に見えますが、実際の作業は「生成→保存→設置」の3ステップで完了し、慣れていなくても10分程度で公開まで進めることができます。
ここでは、URLを入力して作成するところからサーバーに設置するまでの具体的な流れを、迷わず進められる順番で整理していきます。
URLを入力してサイトマップを生成する
トップページのURLを1つ入力し、生成ボタンを1回押すと、ツールがそのURLを起点に内部リンクを順番に巡回してURL一覧を自動取得し、数秒〜数十秒でXMLサイトマップを生成できます。
URL入力以外の設定は不要で、手動でページURLを追加する作業を省けるため、操作は入力とクリックの2ステップで完了します。
XMLファイルをダウンロードする
サイトマップの生成が完了したら、画面に表示される「Download」や「XMLファイルを保存」ボタンを1回クリックして、.xml形式のファイルをそのままパソコンに保存します。
生成結果はすでにXML形式で整形されているため、編集や変換の作業は不要で、そのままサーバーにアップロードできる状態で取得できます。
サーバーにアップロードして設置する
ダウンロードした.xmlファイルをサーバーの公開ディレクトリ直下にアップロードすると「https://ドメイン/sitemap.xml」のURLで直接アクセスできる状態になります。
公開ディレクトリに設置することで検索エンジンがそのURLにアクセスできるようになるため、サーバー管理画面やFTPソフトで指定フォルダにアップロードするだけで設置が完了します。
XMLサイトマップ作成時の注意点

XMLサイトマップは作成して終わりではなく、URL数の上限や更新の反映状況を正しく管理しないと、検索エンジンに一部のページしか認識されない状態になることがあります。
実際の運用では、作成時の制限確認から更新対応、検索エンジンへの送信までをセットで行う必要があるため、最低限押さえておくべきポイントを順番に整理していきます。
URL数や制限に注意する
XMLサイトマップは1ファイルあたり最大50,000URLかつファイルサイズ50MB(未圧縮)までという上限があるため、ページ数がこれを超える場合は複数ファイルに分割して作成する必要があります。
上限を超えた状態で1つのファイルにまとめると、検索エンジンが最後まで読み込めず一部URLが認識されないため、URL数とファイルサイズを確認したうえで制限内に収めて生成します。
更新時は再生成または自動更新を確認する
ページを1件追加・削除・更新した場合は、その時点でXMLサイトマップに内容を反映させる必要があるため、手動で作成した場合は再度ツールで生成して.xmlファイルを上書きアップロードします。
更新を反映しないまま放置すると、新規URLが含まれない状態や削除済みURLが残る状態になり、検索エンジンが最新のページ構成を正しく認識できなくなります。
サーチコンソールに送信する
XMLサイトマップを「https://ドメイン/sitemap.xml」でアクセスできる状態にしたあと、サーチコンソールの対象プロパティを開き、「サイトマップ」メニューに「sitemap.xml」と入力して送信ボタンを1回押すと登録できます。
送信していない状態では検索エンジンにURL一覧が伝わりにくくなるため、設置後すぐに送信してクロール対象として認識させます。
XMLサイトマップとは?

XMLサイトマップは、サイト内のページ構成を検索エンジンに正しく伝えるためのファイルで、専門的に見えても役割はとてもシンプルです。
現在はツールを使えば自動で作成できるため、仕組みをざっくり理解しておくだけで十分対応できるようになります。ここでは、最低限押さえておきたい役割と考え方を短時間で整理していきます。
検索エンジンにページを伝える役割
XMLサイトマップは、サイト内に存在する各ページのURLを1行ずつ記述した.xmlファイルを用意し、「https://ドメイン/sitemap.xml」のURLから検索エンジンに一覧を渡すことで、どのページが存在しているかを正確に伝えます。
このファイルを送信すると、検索エンジンは記載されたURLを順番に巡回対象として認識できるため、リンクが少ないページや新規公開したページでも見落とされにくくなります。
ツールを使えば手動作成は不要
XMLサイトマップはツールを使えば、URLを1つ入力して生成ボタンを押すだけで自動作成されるため、1ページずつURLを手入力して.xmlファイルを作る作業は不要です。
ツールがサイト内リンクを巡回してURL一覧を自動取得し、そのままXML形式に変換して出力するため、数十〜数百ページある場合でも数秒〜数十秒で作成が完了します。
まとめ
XMLサイトマップは、検索エンジンに「このページがあります」と伝えるためのファイルです。作成したあとは、「https://ドメイン/sitemap.xml」として設置し、 Google Search Console から送信すれば準備は完了です。
作り方は3つあります。1回だけ作るならオンライン型、サイト全体を確認しながら作るならChrome拡張型、記事の追加に合わせて自動更新したいならWordPressプラグイン型が向いています。
どの方法も、実際にやることは難しくありません。自分に合ったツールを選び、XMLサイトマップを作成して設置すれば、検索エンジンにページを見つけてもらいやすくなります。まずは一番簡単そうな方法から試してみてください。











