はじめに
「Webサイトを開いたらSSLエラーコード901と表示されたけれど、何が原因なの?」
「ブラウザを再読み込みしたり、パソコンを再起動したりすれば直るの?」と困っていませんか。
いつも利用しているサイトやシステムに突然アクセスできなくなり、画面に「901」とだけ表示されると、自分の端末に問題があるのか、接続先でエラーが起きているのか判断しにくいですよね。
この記事では、SSLエラーコード901が表示されたときに考えられる原因と、ブラウザや端末、SSL/TLSの接続環境で確認したい対処法を順を追って説明していきます。
SSLエラーコード901とは?

SSLエラーコード901が表示された場合は、まずクライアント証明書がブラウザや端末で正しく認識されているかを確認します。
まずは証明書の認識状態を確認し、そのうえで利用しているサービスが案内している901の内容を確認していきます。
エラーコード901はクライアント証明書を認識できない場合に表示されることがある
SSLエラーコード901は、電子証明書を使うサービスで、ブラウザや端末がクライアント証明書を認識できない場合に表示されることがあります。
ログイン時に証明書の選択画面が出ない、または必要な証明書を選べない場合は、端末に正しく登録されているか確認しましょう。
サービスによって901の意味や対処方法が異なる点に注意
エラーコード901は、すべてのWebサービスで共通するSSLエラーコードではありません。
901が表示された場合は、利用しているサービスの公式マニュアルやエラーコード一覧を確認し、案内されている手順に沿って対処しましょう。
SSLエラーコード901が発生する主な原因
SSLエラーコード901が表示される場合は、クライアント証明書の登録状態や認識状態に問題がないかを確認します。
まずは証明書の有無と状態を確認し、その後にネットワーク環境まで順番に切り分けていきます。
クライアント証明書がインストールされていない
電子証明書で本人確認を行うサービスでは、必要なクライアント証明書が端末に入っていないと、SSLエラーコード901が表示されることがあります。
証明書を提示できず認証が完了しないため、端末の証明書管理画面を開き、利用するサービス用の証明書が登録されているか確認しましょう。
インストールした証明書を正常に認識できていない
クライアント証明書をインストール済みでも、ブラウザや端末が正常に認識できていないと901が表示されることがあります。
ログイン時に証明書の選択画面が出ない、または必要な証明書を選べない場合は、証明書の管理画面から登録状態を確認しましょう。
証明書が入っているのに認識されない場合は、SSLの接続情報が残っていないか確認してみましょう。
▶WindowsでSSL状態をクリアする方法は?証明書エラーが直らない場合の対処法
証明書の有効期限切れや設定不備がある
クライアント証明書が登録されていても、有効期限が切れていたり設定に不備があったりすると認証できません。
証明書の詳細画面で有効期間を確認し、問題がなければ利用しているサービスが指定する設定内容と一致しているか確認しましょう。
プロキシや社内ネットワークなどが通信に影響している
プロキシや社内ネットワークの設定がSSL/TLS通信に影響し、901が表示されることもあります。
社内ネットワークに接続したときだけエラーが出る場合は、自己判断で設定を変更せず、ネットワーク管理者に確認して指定された接続方法を試しましょう。
SSLエラーコード901の対処法を順番に試す
SSLエラーコード901が表示された場合は、負担の少ない対処から順番に試して原因を切り分けます。
順番に確認することで、証明書側の問題なのか通信環境側の問題なのかを絞り込みやすくなります。
エラーが出ている画面を閉じて端末を再起動する
SSLエラーコード901が表示されたら、エラー画面とブラウザを閉じ、パソコンやスマートフォンを再起動します。
一時的に証明書の読み込みや認証処理が止まっている場合は、再起動後に同じサービスへアクセスすると改善することがあります。
証明書が正しくインストールされているか確認する
再起動しても901が表示される場合は、利用するクライアント証明書が端末に入っているか確認します。
証明書の管理画面に必要な証明書が表示されていなければ、サービスが案内する手順に沿ってインストールしましょう。
認証に使用する証明書を選択し直す
複数のクライアント証明書が登録されている場合は、認証時に対象サービス用の証明書を選び直します。
選択画面で証明書名や発行先、有効期限を確認し、サービスから指定されている証明書を選びましょう。
証明書を再インストール・再発行する
証明書が登録されていても正常に認識されない場合は、サービスの案内に沿って再インストールします。
それでも901が解消しない場合や有効期限が切れている場合は、提供元の手順を確認して再発行を進めましょう。
社内ネットワークやセキュリティ設定を確認する
証明書に問題がなくても901が続く場合は、社内ネットワークの通信制限が影響していることがあります。
社内ネットワークでのみエラーが出る場合は、自己判断で設定を変更せず、プロキシやファイアウォールの設定をネットワーク管理者に確認してもらいましょう。
対処してもSSLエラーコード901が消えないときの切り分け方
再起動や証明書の確認を行ってもSSLエラーコード901が消えない場合は、証明書・端末・ネットワークのどこに原因があるかを順番に切り分けます。
それでも原因を特定できない場合は、表示されたエラー内容や試した対処を整理したうえで、サービスの管理者やサポートへ確認します。
証明書の選択画面が表示されない場合
認証時に証明書の選択画面が出ない場合は、ブラウザや端末がクライアント証明書を認識できていない可能性があります。
証明書の管理画面で対象の証明書が登録されているか確認し、利用中のブラウザで使用できる状態になっているかも確認しましょう。
証明書を要求する仕組み自体が分からない場合は、クライアント証明書が必要になる理由も確認しておくと原因を切り分けやすくなります。
▶SSL server requires client certificateとは?原因と対処法を解説
再起動や証明書の再インストールでも直らない場合
端末の再起動や証明書の再インストールをしても901が消えない場合は、同じ操作を繰り返さず原因を切り分けます。
証明書が正常に登録されていることを確認したうえで、端末やネットワークを変えて接続を試してみましょう。
別の端末やネットワークで接続できるか確認する
別の端末やネットワークから同じサービスへ接続し、901が表示されるか確認します。
別の端末なら接続できる場合は元の端末、別のネットワークなら接続できる場合は元のネットワークに原因を絞り込みやすくなります。
サービスの管理者やサポートへ確認する
端末やネットワークを変えても901が表示される場合は、サービスの管理者やサポートへ確認しましょう。
エラーが発生した日時や端末、ブラウザ、試した対処方法を伝えると、サービス側の設定や証明書の登録状態を確認してもらいやすくなります。
SSLエラーコード901で注意したいこと
SSLエラーコード901を解消しようとして、証明書やセキュリティ設定を自己判断で変更すると、別のサービスまで利用できなくなる場合があります。
会社から支給されたパソコンやスマートフォンでは、証明書の削除や設定変更を行う前に、社内のシステム管理者へ確認してください。
証明書をむやみに削除しない
SSLエラーコード901が表示されても、原因が分からないまま端末の証明書を削除するのは避けましょう。
ほかのサービスで使われている場合もあるため、削除が必要なときは証明書の名前や発行先、用途を確認してから操作します。
自己判断でSSLやセキュリティ設定を変更しない
901を解消するために、SSL/TLSやセキュリティソフトの設定を自己判断で変更するのは避けましょう。
通信の安全性やほかのサービスへの接続に影響する可能性があるため、設定を変更するときはサービスや管理者から案内された項目だけを操作します。
業務用端末では管理者の指示を優先する
会社から支給された端末で901が表示された場合は、証明書の削除や設定変更をする前にシステム管理者へ確認しましょう。
エラーの内容とすでに試した対処を伝え、会社で設定されている証明書やネットワークに影響しないよう、案内された手順に沿って操作します。
まとめ
SSLエラーコード901が表示された場合は、まず端末を再起動し、クライアント証明書が正しく登録・認識されているか確認しましょう。
901の意味はサービスによって異なるため、公式の案内を確認しながら進めることも大切です。
それでも解消しない場合は、証明書やセキュリティ設定をむやみに変更せず、管理者やサービスのサポートへ相談すると安心です。
エラー画面や試した対処を伝えながら、一つずつ原因を確認していきましょう。











