はじめに
「WebサイトのURLは分かるけれど、接続先サーバーのIPアドレスはどうやって調べればいいの?」
「WindowsやMacで簡単に確認できる方法はある?」と迷っていませんか。
サイトの接続先を確認したいとき、ブラウザのアドレス欄には「example.com」のようなドメイン名が表示されるため、どこを見ればIPアドレスが分かるのか迷ってしまいますよね。
この記事では、WebアドレスとIPアドレスの違いから、WindowsやMacのコマンドを使ってサーバーのIPアドレスを調べる方法、確認するときの注意点まで順を追って説明していきます。
WebアドレスからサーバーのIPアドレスを調べる方法は?

WebアドレスからサーバーのIPアドレスを調べる方法には、パソコンのコマンドを使う方法と、ブラウザ上のWebツールを使う方法があります。
ここでは、nslookup、Webツール、レンタルサーバーの管理画面を使ってIPアドレスを確認する手順を順番に説明します。
nslookupでIPアドレスを調べる
Windowsでは「コマンドプロンプト」、Macでは「ターミナル」を開き、「nslookup ドメイン名」と入力して実行します。
URLが「https://example.com/」なら、「example.com」の部分だけを指定します。
実行結果の「Address」欄などを確認すると、DNSから取得したIPアドレスが分かります。
WebツールでIPアドレスを調べる
コマンドを使わずに調べたい場合は、ドメインからIPアドレスを検索できるWebツールを利用します。
検索欄に「example.com」のようなドメイン名を入力すると、対応するIPアドレスを確認できます。
レンタルサーバーの管理画面でIPアドレスを確認する
自分で契約しているWebサイトなら、レンタルサーバーの管理画面から確認できます。
「サーバー情報」などの項目を開き、「IPアドレス」または「サーバーIPアドレス」の欄を確認しましょう。
複数のサーバーを契約している場合は、対象ドメインが設定されているサーバーを選んで確認します。
目的に合わせて調べ方を選ぶ
IPアドレスの調べ方は、何を確認したいのかによって使い分ける必要があります。
ここでは、目的別の調べ方と、複数のIPアドレスが表示された場合の見方を説明します。
WebサイトのドメインからIPアドレスを確認したい場合
WebサイトのドメインがどのIPアドレスに名前解決されるか調べたい場合は、nslookupやWebツールを使います。
URLが「https://example.com/page」なら「example.com」の部分を入力して検索すると、DNSに登録されている接続先のIPアドレスを確認できます。
契約しているサーバーのIPアドレスを確認したい場合
契約しているサーバーのIPアドレスは、レンタルサーバーの管理画面から確認できます。
「サーバー情報」などを開き、「IPアドレス」または「サーバーIPアドレス」の欄を確認しましょう。
複数のサーバーがある場合は、対象のWebサイトを設置しているサーバーを選びます。
複数のIPアドレスが表示された場合
nslookupやWebツールで複数のIPアドレスが表示された場合は、1つのドメインに複数の接続先が登録されている可能性があります。
1つだけをサーバーのIPアドレスと判断せず、表示されたIPアドレスをそれぞれ確認しましょう。
サーバーのIPアドレスを調べるときの注意点
WebアドレスからIPアドレスを確認できても、その番号が実際のWebサーバー本体のIPアドレスを示しているとは限りません。
ここでは、表示されたIPアドレスを確認するときに注意したい2つのポイントを説明します。
表示されたIPアドレスが実際のWebサーバーとは限らない
nslookupやWebツールで表示されたIPアドレスは、Webサーバー本体のものとは限りません。
CDNやリバースプロキシを利用している場合は、中継するサーバーのIPアドレスが表示されることがあります。
Webサーバー本体のIPアドレスを知りたいときは、契約しているサーバーの管理画面で確認しましょう。
CDNを使っていると、表示されたIPアドレスがどのサーバーを示しているのか判断しにくい場合があります。仕組みから確認したい方はこちらも参考にしてください。
▶CDNとは?仕組みやWebサーバーとの違いをわかりやすく解説
DNS変更後は古いIPアドレスが表示される場合がある
DNSを変更した直後は、以前の情報がキャッシュに残り、変更前のIPアドレスが表示されることがあります。
すぐに新しい情報へ切り替わらない場合は、DNSレコードに設定されたTTLの時間が経過してから、もう一度確認してみましょう。
DNSを変更してもIPアドレスが切り替わらない場合は、キャッシュやTTLの仕組みを確認しておくと原因を判断しやすくなります。
▶DNSのTTLとは?設定時間と変更が反映されるまでの仕組みを解説
まとめ
WebアドレスからサーバーのIPアドレスを調べる場合は、nslookupやWebツールを使ってドメイン名を検索する方法が手軽です。
自分が契約しているサーバー本体のIPアドレスを確認したい場合は、レンタルサーバーの管理画面にある「サーバー情報」や「IPアドレス」の項目を確認します。
複数のIPアドレスが表示されたときは1つだけを接続先と決めつけず、CDNやリバースプロキシが使われていないかも確認しましょう。
DNSを変更した直後はキャッシュの影響で古いIPアドレスが表示されることがあるため、TTLの経過後に再確認すると判断しやすくなります。











