はじめに
「かっこいいWebサイトを作りたいけど、どんなデザインを参考にすればいいの?」
「おしゃれなサイトを見ても、何が違うのか分からなくて迷ってしまう…」
そんなふうに悩んでいませんか。
かっこいいWebサイトといっても、黒を基調にした高級感のあるもの、白を多く使ったシンプルなもの、動きで印象を残すものなど、雰囲気はさまざまです。
そのため、なんとなく探し始めると、たくさんのサイトを見ても「結局どれを参考にすればいいの?」と迷いやすくなってしまいます。
この記事では、かっこいいWebサイトを「黒系・ミニマル・未来感・インパクト重視・企業サイト」の5つに分けて紹介します。
それぞれの特徴や、どんな人に合いやすいデザインなのかを、順を追ってやさしく見ていきます。
かっこいいWebサイト事例まとめ

「かっこいいWebサイト」といっても、すべて同じ雰囲気ではありません。
黒を基調にした重厚感のあるデザインもあれば、余白を活かしたシンプルなデザイン、発光やアニメーションを使った未来感のあるデザイン、最初の1画面で強い印象を与える構成など、サイトによって“かっこよさ”の作り方は大きく異なります。
また、企業サイトやブランドサイトでは、見た目だけでなく「どんな印象を持ってほしいか」に合わせて、色・文字・写真・動きまで細かく設計されています。
自分が作りたいサイトに近い方向性を見つけるためには、まず「どのタイプのかっこよさなのか」を整理して見ることが重要です。
ここでは、かっこいいWebサイトをタイプ別に分けながら、それぞれの特徴や参考になる事例を順番に見ていきます。
黒系・ダークデザインのかっこいいサイト
黒系・ダークデザインは、背景を暗くするだけではまとまりません。
実際に印象がよく見えるサイトは、黒や濃いグレーを土台にしながら、文字数・色数・動きを絞ることで、重たさではなく洗練された印象を作っています。
ここでは、黒系デザインの参考にしやすい4つのサイトを、見た目の特徴が分かるように絞って紹介します。
■DETAILS:https://www.details.co.jp/
ブランドファームらしく、黒に近い背景の中で白文字を大きく見せ、情報を詰め込みすぎない構成になっています。ファーストビューでは「Details is a brand firm」という短いメッセージを中心に置き、その下も事例や方法などの主要導線だけに絞っているため、黒系でも重くなりすぎず、静かで洗練された印象にまとまっています。
■Nakajin Official Site:https://nakajin-official.com/
音楽アーティストサイトらしく、黒背景の中にビジュアルを大きく使い、白文字で作品情報を見せる構成です。ニュース、ディスコグラフィー、映像、プロフィールといった導線をシンプルに並べ、作品画像とタイトルを主役にしているため、ダークデザイン特有の世界観がそのまま伝わりやすいサイトになっています。
■Rinnai Aoyama:https://aoyama.rinnai.jp/
黒系ベースの中に写真や空間演出を組み合わせ、上質さを出しているサイトです。「Echoes of Warmth 熱と移ろい」というコンセプトを軸に、画像と短い文章を順番に見せる構成になっており、暗い背景の中でも余白をしっかり取ることで、圧迫感より高級感が先に立つ見せ方になっています。
■Golden Record:https://goldenrecord.jp/
東京拠点のデザインスタジオサイトで、黒背景に白文字を合わせながら、英語見出しと最小限のテキストで全体を構成しています。冒頭では「Engaging Branding」「Hello World We are “Golden Record”」といった短い言葉で印象づけ、その後も Work、Service、What We Do などの導線を整理しているため、黒系でも見づらくならず、スタジオらしいクールな雰囲気が出ています。
ミニマルで洗練されたかっこいいサイト
ミニマルで洗練されたサイトは、情報を増やして見せるのではなく、見せる要素を絞ることで印象を整えています。
実際にまとまりのあるサイトは、余白をしっかり取り、短い言葉と大きな写真やビジュアルを組み合わせることで、すっきりしているのに印象が弱くならない構成になっています。
■SHIN KA:https://shinka-masumi.jp/
「Proud of for Future 次世代に誇れる家づくり」という短いメッセージを中心に置き、CONCEPT、WORKS、MODEL HOUSEなど必要な導線だけを整理して見せています。文字数を絞った見出しと大きな住宅写真の組み合わせで、静かで上質な印象にまとまっています。
■Momentia:https://momentia.jp/
「心の豊かさを、もっと。」という短い言葉を軸にしながら、ProductsやJournalなどの導線をシンプルに配置しています。商品ごとの見せ方も、写真、短いコピー、商品名、View Detailに絞られており、情報を詰め込みすぎず整った印象を作っています。
■ReBITA 20TH ANNIVERSARY:https://www.rebita.co.jp/20th/
「もう、20年。まだ、20年。」という短い言葉を強く見せ、年表のように情報を順番に追わせる構成になっています。余計な装飾を増やさず、言葉と写真の見せ方で世界観を作っているため、シンプルなのに印象が残るサイトです。
■YURUMARU:https://yurumaru.life/
商品名や色名、短いコピーを中心に構成し、余白を広く使うことで、やわらかく整った雰囲気を作っています。特に「あなたに。」や「身も心もゆるまる、わたしが選んだあたらしい居場所。」のように、言葉を長くしすぎず見せているため、ミニマルでも印象が弱くなっていません。
未来感・テック系のかっこいいサイト
未来感・テック系のサイトは、青や白を基調にした発光感のある配色と、動画・アニメーション・大きな文字を組み合わせることで、最初の数秒で「先進的」「新しい」という印象を作っています。特に、背景を暗めにしながら、文字や線、光の演出だけを目立たせると、テック感が強く出やすくなります。
■NISSAN MONOZUKURI CAREER:https://www.nissanmotor.jobs/japan/MC/
暗い背景の上に青や白の光を使い、「常識を、追い越せ。」という大きなコピーを表示しています。スクロールすると、映像や数字、線のアニメーションが順番に現れるため、製造業の採用サイトでありながら、研究所や近未来のプロジェクトのような印象になっています。
■DS-K:https://ds-k.site/
背景を黒に近い色で統一し、その上に青いグラデーションや発光した線を重ねています。文字や図形がゆっくり動き、スクロールに合わせて表示が切り替わるため、Webサイトというより、未来的なインターフェースやデジタル空間のように見える構成です。
■STORY 120 by MASUNAGA 1905:https://story120.masunaga1905.com/
白や黒だけでなく、金属のような光やガラス感のある表現を使い、スクロールに合わせて写真や文字が切り替わるサイトです。1画面ごとに見せる情報を絞り、動画のように順番に展開することで、ブランドサイトでありながら、近未来的で高級感のある印象を作っています。
インパクト重視のかっこいいサイト
インパクト重視のサイトは、最初に表示される1画面で強い印象を残せるかどうかが重要です。大きな文字、画面いっぱいの写真や動画、強い配色を使い、「何のサイトか」を3秒以内に伝えることで、続きを見たくなる流れを作っています。
■DoKomi:https://www.dokomi.de/ja
アニメイベントらしく、最初に大きなビジュアルと派手な色を全面に出しています。背景いっぱいにキャラクターやイベント写真を表示し、その上に大きなタイトルと日程だけを載せることで、ページを開いた瞬間に「大規模なイベント」であることが伝わる構成です。
■GENDA:https://genda.jp/
黒を基調にしながら、動画や大きな数字、強いメッセージを使って印象を残しています。「世界中の人々の人生をより楽しく」というコピーを大きく表示し、その後も実績や事業内容を大きな文字と余白で見せているため、企業サイトでありながら迫力があります。
■B4B:https://b4b.co.jp/
背景動画と大胆なタイポグラフィを組み合わせ、最初の画面だけで強い印象を作っています。文字を画面いっぱいに配置し、スクロールに合わせて動きをつけることで、広告や映像作品のような迫力があり、記憶に残りやすいサイトになっています。
企業・ブランド系のかっこいいサイト
企業・ブランド系のサイトは、会社の情報を並べるだけでなく、「どんな会社なのか」「どんな雰囲気なのか」を見た瞬間に伝えられるかが重要です。実際に印象の良いサイトは、写真・コピー・余白を整理し、会社の強みや世界観が自然に伝わる構成になっています。
■弥生 採用サイト:https://www.yayoi-kk.co.jp/company/recruiting/
白を基調にしながら、写真と大きなコピーを組み合わせ、「つぎの、やよいをつくろう。」というメッセージを強く見せています。必要な情報だけを整理し、社員紹介や働く環境もシンプルに見せているため、企業らしい信頼感とブランド感の両方が伝わるサイトです。
■BuySell Technologies 採用サイト:https://recruit.buysell-technologies.com/
黒や濃いグレーを基調にしながら、写真と白文字を組み合わせ、スタートアップらしい勢いを出しています。「人を超え、時代を超え、残る仕事を。」という強いコピーを大きく表示し、その後も事業や社員の情報を余白を使って整理しているため、かっこよさと読みやすさを両立しています。
■日本ハウズイング サステナビリティサイト:https://www.nh-ss.co.jp/
落ち着いた配色と写真を使いながら、企業としての信頼感を丁寧に見せています。文字や情報を詰め込みすぎず、余白を広く取って写真を大きく見せているため、真面目さや安心感がありながらも、古く見えない洗練された印象になっています。
まとめ
かっこいいWebサイトに共通しているのは、色や動きを増やして目立たせることではなく、「何を見せるか」を先に決めて、それ以外を減らしていることです。
黒系なら黒背景と白文字で視線を集め、ミニマルなら余白を広く取って情報を整理し、テック系なら光やアニメーションで未来感を出しています。
また、インパクト重視のサイトは最初の1画面で印象を残し、企業・ブランド系は色や見せ方をそろえることで、全体に統一感を作っています。
どのデザインでも、色を3色以内に絞る、動きを増やしすぎない、見せたい情報だけを残す、といった考え方は共通しています。
「かっこいいサイトを作りたい」と感じたときは、まず好きなサイトを1つ決めて、「色」「余白」「文字の大きさ」「動き」を真似してみるところから始めると、まとまりやすくなります。











