はじめに
「AWSの無料枠が終わったら、自動で料金が発生するの?」
「以前の学習で作ったEC2やRDSをそのままにしているけれど、請求されないか心配」と不安になっていませんか。
AWSを試すためにいくつかのサービスを作成したものの、無料で使える期間や上限を意識しないまま数か月たつと、どのリソースが残っているのか分からなくなることもありますよね。
この記事では、AWS無料枠が終了したあとに起こることや、料金が発生しているか確認する方法、不要なリソースを削除して課金を防ぐ手順を紹介します。
AWS無料枠が終了するとどうなる?

AWS無料枠が終了すると、無料枠の対象だったサービスでも、利用を続けた分は通常料金で計算されるようになります。
無料枠終了後に何が変わるのか、料金・アカウント・課金条件の順に確認していきましょう。
無料枠終了後は通常料金で請求される
AWS無料枠の期限や無料利用量を超えると、各サービスの通常料金が適用されます。
EC2やRDSなどのリソースをそのまま使い続けている場合は、利用時間や使用量に応じて料金が発生するため、無料枠終了前に利用状況を確認しておくと安心です。
無料枠が終了してもAWSアカウントは使える
AWS無料枠が終了しても、AWSアカウントが停止したり削除されたりするわけではありません。
無料枠は料金に関する特典のため、終了後も同じアカウントでAWSマネジメントコンソールへログインし、各サービスを利用できます。
無料枠終了=必ず料金が発生するわけではない
AWS無料枠が終了しただけで、必ず料金が発生するわけではありません。
無料枠終了後に課金対象のリソースを利用・保持していなければ料金は発生しないため、不要なリソースが残っていないか確認しておきましょう。
AWS無料枠の終了前に確認すること
AWS無料枠の終了後に想定外の請求が発生するのを防ぐには、終了前にアカウントの利用状況を確認しておくことが大切です。
課金が始まる前に対応できるよう、終了時期・利用サービス・請求状況の順に確認していきましょう。
無料枠の終了時期を確認する
AWS無料枠を利用している場合は、課金が始まる前に終了時期を確認しておきましょう。
請求・コスト管理画面で無料枠の利用状況を確認し、終了後も使い続けるのか、不要なリソースを停止・削除するのかを決めておくと安心です。
現在利用しているサービスとリージョンを確認する
無料枠の終了前には、利用中のAWSサービスとリソースがあるリージョンも確認します。
東京リージョンだけでなく、ほかのリージョンに作成したリソースが残っていないか、管理画面を切り替えながら確認しておきましょう。
現在の請求額と利用状況を確認する
請求・コスト管理画面では、現在の請求額とサービスごとの利用状況も確認しておきます。
請求額が0円でも、無料枠の対象となっているサービスを使っている場合は、終了後に料金が発生する可能性があるため、使用量まで確認しておくと安心です。
無料枠終了後の課金を防ぐ方法
AWS無料枠の終了後に料金を発生させたくない場合は、課金対象となるリソースが残っていないか確認する必要があります。
不要な請求を残さないために、リソースの停止・削除、請求状況の確認、アカウント閉鎖の順に見ていきましょう。
使っていないリソースを停止・削除する
無料枠終了後に使わないリソースがある場合は、AWSマネジメントコンソールから停止・削除しておきましょう。
停止しても料金が発生するものがあるため、今後使わないリソースは削除まで行い、課金対象が残っていないか確認すると安心です。
EC2を停止しただけで料金が止まるのか不安な場合は、停止中でも発生する料金を確認してから削除を判断すると安心です。
▶EC2を停止しても料金はかかる?停止中に発生する費用を解説
停止・削除後も請求が発生していないか確認する
リソースを停止・削除したあとは、請求・コスト管理画面で料金が発生していないか確認します。
料金が残っている場合は、関連するリソースやサービスを確認し、ほかに課金対象が残っていないか見直してみましょう。
リソースを削除したのに料金が残っている場合は、AWSの請求内容を確認して、どのサービスで料金が発生しているのか調べてみましょう。
▶AWSの請求を確認する方法は?料金の内訳と確認手順を解説
今後使わない場合はAWSアカウントの閉鎖を検討する
今後AWSを利用する予定がなければ、AWSアカウントの閉鎖も検討できます。
保存しておきたいデータがないか確認し、必要なものを手元に残してから閉鎖手続きを進めると安心です。
AWS無料枠終了後も使い続ける場合の注意点
AWS無料枠の終了後もサービスを使い続ける場合は、どの利用が課金対象になるのかを確認しておくことが重要です。
想定外の請求を防ぐために、無料利用の条件と実際の請求額を継続して確認していきましょう。
無料枠の対象外になる利用に注意する
AWS無料枠の対象サービスでも、無料期間や使用量の上限を超えた分には料金が発生します。
利用を続ける場合は、どこまで無料枠が適用されるのかを確認し、対象外となる利用に注意しましょう。
Always Freeの対象でも利用条件を確認する
常時無料の対象でも、すべての利用が無制限に無料になるわけではありません。
サービスごとに無料となる機能や使用量が決められているため、利用条件と現在の使用量を確認しておくと安心です。
料金が発生していないか継続して確認する
無料枠終了後もAWSを利用する場合は、請求・コスト管理画面を定期的に確認しましょう。
想定していない料金が発生していたときは、サービスごとの請求内容を確認すると原因を見つけやすくなります。
AWS無料枠終了でよくある疑問
AWS無料枠の終了が近づくと、自動的に有料プランへ切り替わるのか、AWSを使わなければ料金は発生しないのかなど、課金に関する疑問が出てきます。
無料枠終了後の対応を判断できるよう、課金の仕組み、削除するリソース、アカウント閉鎖について順番に確認していきましょう。
無料枠が終了すると自動的に有料プランになる?
AWS無料枠が終了しても、自動的に「有料プラン」へ切り替わるわけではありません。
無料期間や使用量を超えたあともAWSサービスを利用すると、その利用分に通常料金がかかる仕組みです。
無料枠終了後にAWSを使わなければ料金はかからない?
AWSへログインしていなくても、課金対象のリソースが残っていると料金が発生する場合があります。
料金をかけたくない場合は、利用をやめるだけでなく、不要なリソースが残っていないか確認しておきましょう。
無料枠終了前に何を削除すればいい?
無料枠終了後に使わないリソースは、事前に削除しておくと安心です。
利用中のサービスとリージョンを確認し、停止だけでは料金が残るものについては、不要であれば削除まで行いましょう。
AWSを今後使わない場合はアカウントを閉鎖すべき?
今後AWSを利用する予定がなければ、アカウントの閉鎖を検討してもよいでしょう。
必要なデータを保存し、不要なリソースが残っていないことを確認してから閉鎖手続きを進めます。
まとめ
AWS無料枠が終了してもアカウントはそのまま使えますが、利用中のリソースによっては通常料金が発生します。
想定外の請求を防ぐためにも、無料枠の終了時期や現在の利用状況を確認し、今後使わないリソースは早めに整理しておきましょう。
引き続きAWSを利用する場合は請求状況を定期的に確認し、まったく使わない場合は必要なデータを保存したうえで、アカウントの閉鎖も検討してみてください。











