はじめに
「『SSLで接続できません。アカウントをSSLなしで設定しますか?』と表示されたけれど、“はい”を押しても大丈夫?」「SSLなしにするとメールが危険になるの?」と不安になっていませんか。
iPhoneやiPadでメールアカウントを追加したとき、突然この確認画面が出ると、設定を続けるべきかキャンセルするべきか迷ってしまいますよね。
この記事では、「SSLなしで設定しますか」と表示される原因と、押す前に確認したい項目、SSLを有効にしたまま接続するための設定方法を紹介します。
「SSLで接続できません。アカウントをSSLなしで設定しますか」と表示されたらどうする?

このメッセージが表示されても、内容を確認せずに「はい」を押してSSLなしへ変更するのは避けましょう。
ここでは、「はい」を選択できるケースと選択しない方がよいケース、正しい設定値の確認方法を順番に説明します。
「はい」を押してよい場合と押さない方がよい場合
「はい」を押してよいのは、契約中のメールサービスがSSLなしの接続を指定している場合です。
公式設定でSSLを使用するよう案内されている場合は、「はい」を押さずに設定画面へ戻りましょう。
迷ったときは、表示された選択肢だけで判断せず、メールサービスの公式設定を確認すると安心です。
まず契約中のメールサービスが指定する設定値を確認する
メールサービスの公式サイトや設定資料を開き、受信・送信サーバーの名前、SSLの使用有無、ポート番号を確認します。
現在のメール設定と1項目ずつ照らし合わせ、異なる部分があれば公式の設定値に合わせて修正しましょう。
「SSLで接続できません」と表示される主な原因
「SSLで接続できません」と表示される場合は、メールアプリに登録した接続情報がメールサービス側の指定と一致していない可能性があります。
ここでは、エラーにつながりやすい3つの原因を順番に確認します。
受信・送信メールサーバーの情報が間違っている
受信・送信メールサーバーの名前が間違っていると、正しいサーバーへ接続できず、「SSLで接続できません」と表示されることがあります。
IMAP・POP・SMTPのサーバー名を公式の設定情報と照らし合わせ、文字の抜けや入力ミスがあれば修正しましょう。
ユーザー名やパスワードが間違っている
ユーザー名やパスワードが間違っていると、メールサーバーで認証できず接続に失敗することがあります。
公式の設定情報を確認し、パスワードを変更している場合はメールアプリ側も新しい内容に更新しましょう。
大文字・小文字の違いや余分な空白にも注意してください。
SSL設定やポート番号がメールサービスの指定と合っていない
SSLのオン・オフやポート番号が公式の設定と異なる場合も、接続エラーの原因になります。
受信・送信それぞれのSSL設定とポート番号を確認し、異なる部分があればメールサービスが案内している設定値に合わせて修正しましょう。
「SSLで接続できません」を解消する設定手順
「SSLで接続できません」を解消するには、現在のメール設定をむやみに変更せず、契約中のメールサービスが指定している設定値と照合することが大切です。
ここでは、公式の設定値を確認するところから送受信テストまで、順番に説明します。
メールサービス公式のサーバー設定を確認する
契約中のメールサービスの公式サイトや設定資料を開き、受信・送信サーバー名、SSLの使用有無、ポート番号を確認します。
メールアプリに登録されている内容と照らし合わせ、異なる項目があれば公式の設定値に合わせて修正しましょう。
受信メールサーバーのSSLとポート番号を確認する
受信メールサーバーの設定を開き、SSLの使用有無とポート番号が公式の設定と一致しているか確認します。
IMAPとPOPではポート番号が異なるため、現在利用している受信方式に対応した値を設定しましょう。
IMAPとPOPのどちらを選べばよいか迷った場合は、それぞれの違いを確認してから設定すると安心です。
▶IMAPとPOPの違いとは?メール設定でどちらを選ぶべきか
送信メールサーバーのSSLとポート番号を確認する
送信メールサーバーの設定を開き、SMTPのSSL設定とポート番号を確認します。
受信側が正しくても送信側の設定が異なるとメールを送れないため、公式のSMTP設定に合わせて修正しましょう。
SMTPのポート番号をどれに設定すればよいか分からない場合は、465・587・25番の違いも確認しておきましょう。
▶SMTPのポート番号465・587・25の違いとは?設定方法も解説
設定を保存してメールの送受信を確認する
設定を修正したら変更内容を保存し、自分宛てなどにメールを送って送受信できるか確認します。
送信と受信の両方ができ、「SSLで接続できません」と表示されなければ設定は完了です。
公式設定どおりでもSSLで接続できないときの確認ポイント
受信・送信サーバーやSSL、ポート番号を公式の設定どおりにしても接続できない場合は、ほかの入力内容やメールアカウントの状態を確認します。
ここでは、自分で確認できる項目から提供元へ問い合わせるまでの流れを順番に説明します。
メールアドレスやパスワードなどの入力内容を再確認する
メールアプリのアカウント設定を開き、メールアドレス、ユーザー名、パスワードに間違いがないか確認します。
パスワードは大文字・小文字や半角文字を区別し、余分な空白が入らないよう注意して入力し直しましょう。
メールアカウントの再設定が必要か確認する
入力内容に問題がなくても接続できない場合は、メールアカウントの再設定を検討します。
現在の設定を確認してから対象アカウントを削除し、メールサービスの案内に沿ってサーバー情報やパスワードなどを入力して追加し直しましょう。
解決しない場合はメールサービスの提供元へ確認する
再設定しても接続できない場合は、契約中のメールサービスの提供元へ問い合わせます。
「SSLで接続できません」と表示されることや使用中のメールアプリ、受信・送信のどちらで問題が起きているかを伝えると、原因を確認してもらいやすくなります。
まとめ
「SSLで接続できません」と表示されても、すぐにSSLなしへ切り替えるのではなく、まず契約中のメールサービスが案内している設定を確認しましょう。
サーバー名やSSL、ポート番号などを正しく設定することで、接続できる場合があります。
設定を見直しても解決しないときは、入力内容の再確認やアカウントの再設定を試してみてください。
それでも接続できない場合は、無理に設定を変更せず、メールサービスの提供元へ相談すると安心です。











