AWSでパスワード変更できない原因は?IAMユーザー・ルートユーザー別の対処方法

目次

はじめに

「AWSのパスワードを変更しようとしてもエラーが出るのはなぜ?」
「IAMユーザーとルートユーザーでは、変更方法が違うの?」と困っていませんか。

AWSマネジメントコンソールでパスワードを変更しようとしても、変更項目が表示されなかったり、新しいパスワードを入力しても更新できなかったりすると、どの設定を確認すればよいのか分からず迷ってしまいます。

この記事では、AWSでパスワードを変更できない主な原因と、IAMユーザー・ルートユーザー別の対処方法を紹介します。

AWSでパスワード変更できない原因は?

AWSでパスワードを変更できない場合は、IAMユーザーの権限、新しいパスワードの内容、ログインしているユーザーの種類を順に確認します。

ここでは、AWSでパスワードを変更できない主な3つの原因を説明します。

IAMユーザーにパスワード変更の権限がない

IAMユーザーが自分のパスワードを変更するには、必要な権限が付与されている必要があります。

権限がない場合は変更を実行しても拒否されるため、AWSアカウントの管理者にIAMユーザーの権限を確認してもらいましょう。

新しいパスワードがパスワードポリシーを満たしていない

AWSアカウントにパスワードポリシーが設定されている場合、新しいパスワードは指定された条件を満たす必要があります。

変更できないときは、文字数や大文字・小文字、数字、記号などの条件を確認してから入力し直しましょう。

IAMユーザーとルートユーザーを混同している

IAMユーザーとルートユーザーでは、パスワードを変更する場所や手順が異なります。

変更する前に現在のログイン方法を確認し、IAMユーザーとルートユーザーのどちらのパスワードを変更したいのか整理しておきましょう。

IAMユーザーがパスワード変更できない場合の対処方法

IAMユーザーがパスワードを変更できない場合は、まず自分のユーザーにパスワード変更の権限が付与されているか確認します。

ここでは、IAMユーザーがパスワードを変更できない場合の対処方法を3つに分けて説明します。

自分でパスワードを変更できる権限があるか確認する

IAMユーザーが自分のパスワードを変更するには、必要な権限が付与されている必要があります。

変更時にアクセス拒否のエラーが表示される場合は、自分のIAMユーザーにパスワード変更の権限があるか確認しましょう。

管理者にパスワード変更の権限を付与してもらう

パスワード変更の権限がない場合は、AWSアカウントのIAMを管理している管理者に権限の付与を依頼します。

管理者による設定が完了したら、IAMユーザーで再度パスワードの変更を試してみましょう。

パスワードポリシーに合う新しいパスワードを設定する

新しいパスワードは、AWSアカウントに設定されているパスワードポリシーを満たす必要があります。

変更できない場合は、文字数や大文字・小文字、数字、記号などの条件を確認し、条件に合うパスワードを設定しましょう。

ルートユーザーがパスワード変更できない場合の対処方法

ルートユーザーのパスワードを変更できない場合は、まずAWSアカウントのルートユーザーとしてサインインしているか確認します。

ここでは、ルートユーザーのパスワードを変更できない場合の対処方法を順に説明します。

ルートユーザーとしてサインインしているか確認する

ルートユーザーのパスワードを変更する場合は、サインイン画面で「ルートユーザー」を選択し、AWSアカウントに登録したメールアドレスでログインします。

IAMユーザーとしてログインしている場合は変更できないため、現在のログイン方法を確認しましょう。

ルートユーザーを選んでもサインインできない場合は、パスワード以外の原因も確認してみましょう。
▶AWSのルートユーザーでログインできない原因と対処法

パスワード編集項目が表示されない場合はログイン状態を確認する

パスワードの編集項目が表示されない場合は、現在ログインしているユーザーやAWSアカウントを確認します。

IAMユーザーや別のアカウントでログインしている場合は、いったんサインアウトして対象のルートユーザーでサインインし直しましょう。

パスワードを忘れた場合はリセットする

ルートユーザーのパスワードを忘れてサインインできない場合は、AWSのサインイン画面からリセットできます。

登録しているメールアドレスを入力してパスワードのリセットへ進み、届いた案内に従って新しいパスワードを設定しましょう。

それでもAWSのパスワードを変更できない場合

権限やパスワードポリシー、ログインしているユーザーの種類を確認しても変更できない場合は、自分だけで操作を続けず、アカウントの管理状況に応じた対応が必要です。

ここでは、IAMユーザーとルートユーザーに分けて、パスワードを変更できない場合の確認先を説明します。

IAMユーザーはAWSアカウントの管理者に確認する

IAMユーザーでパスワードを変更できない場合は、AWSアカウントの管理者に確認します。

IAMユーザー名や表示されたエラーを伝え、必要な権限を確認してもらったうえで、対応後にもう一度変更を試してみましょう。

ルートユーザーはアカウント復旧の手続きを確認する

ルートユーザーでサインインできず、パスワードのリセットでも解決しない場合は、AWSアカウントの復旧手続きを確認します。

登録メールアドレスを利用できない場合などは、AWSのアカウントサポートへ問い合わせ、案内に沿って本人確認と復旧を進めましょう。

自分で復旧できずAWSへ問い合わせる場合は、サポートへの連絡方法を確認しておくとスムーズです。
▶AWSサポートへの問い合わせ方法|ケース作成の手順を解説

まとめ

AWSでパスワードを変更できないときは、まずIAMユーザーとルートユーザーのどちらを利用しているか確認することが大切です。

IAMユーザーなら権限やパスワードポリシー、ルートユーザーならログイン状態や登録メールアドレスを確認すると、原因を絞り込みやすくなります。

自分で解決できない場合は、管理者への確認やAWSのアカウント復旧を利用し、状況に合った方法で進めてみましょう。

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