AWSのノードとは?EKS・Systems Manager・AWS Batchで異なる意味を解説

目次

はじめに

「AWSのノードとは何を指すの?」
「EKSやSystems Manager、AWS Batchで出てくるノードは、すべて同じ意味なの?」と迷っていませんか。

AWSの管理画面や公式ドキュメントを確認していると、それぞれのサービスで「ノード」という言葉が使われているため、どのリソースを指しているのか分からず迷うことがあります。

この記事では、AWSにおけるノードの基本的な考え方を整理したうえで、EKS・Systems Manager・AWS Batchでは何をノードと呼ぶのか、それぞれの違いを紹介します。

AWSのノードとは?

AWSで使われる「ノード」は、システムを構成するサーバーやコンピューティングリソースなど、処理を担う単位を指す言葉です。

ここでは、AWSにおけるノードの基本的な意味を整理したうえで、利用しているAWSサービスから意味を判断する方法を説明します。

AWSで使われる「ノード」の基本的な意味

AWSで使われるノードは、システム内で処理を行うサーバーやコンピューティングリソースなどの単位を指します。

1台のサーバーを表す場合もあれば、AWSサービス上の処理単位を指すこともあるため、「ノード」だけでは具体的な意味を判断できません。

ノードの意味は利用しているAWSサービスから判断する

ノードが何を指すのか確認するときは、まず利用しているAWSサービスを確認しましょう。

サービスによってノードの役割が異なるため、管理画面や公式ドキュメントを確認すると、そのサービスでの意味を判断しやすくなります。

Amazon EKSにおけるノードとは?

Amazon EKSでは、ノードはKubernetesのワークロードを実際に動かすためのマシンを指します。

ここでは、EKSにおけるノードが何を指し、ワークロードの実行にどのように関わるのかを説明します。

EKSのノードはワークロードを実行するマシン

Amazon EKSのノードは、KubernetesのPodなどのワークロードを実際に動かすマシンです。

Podはノードに配置され、CPUやメモリなどのリソースを使って処理を実行するため、ワークロードを動かすにはノードが必要になります。

EKSのノードについて理解すると、「そもそもEKSはどのような仕組みで動いているの?」と気になることがあります。EKSの基本構成から確認したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
▶Amazon EKSとは?仕組みや特徴・基本的な使い方をわかりやすく解説

AWS Systems Managerにおけるマネージドノードとは

AWS Systems Managerでは、Systems Managerから操作・管理できるように設定されたマシンを「マネージドノード」と呼びます。

ここでは、マネージドノードの基本的な意味と、EC2以外で管理対象にできるマシンについて説明します。

マネージドノードはSystems Managerで管理できるよう設定されたマシン

マネージドノードは、AWS Systems Managerから操作や管理を行える状態に設定されたマシンです。

必要な設定を行って管理対象として登録することで、Systems Managerのさまざまな機能を利用できるようになります。

EC2以外のサーバーもマネージドノードとして管理できる

Systems Managerでは、Amazon EC2インスタンスだけでなく、AWS外で稼働するサーバーもマネージドノードとして管理できます。

必要な設定を行って接続要件を満たせば、オンプレミスなどのサーバーも管理対象にできます。

オンプレミスのサーバーをSystems Managerで管理したい場合は、どのような設定が必要なのか迷いやすいところです。実際の登録方法まで確認したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
▶AWS Systems Managerでオンプレミスサーバーを管理する方法|設定手順を解説

AWS Batchにおけるノードとは?

AWS Batchでは、複数のノードを使って1つの処理を実行するマルチノード並列ジョブで「ノード」という単位が使われます。

ここでは、ノードグループの役割と、メインノード・子ノードの違いについて説明します。

ノードグループはマルチノード並列ジョブを構成する単位

ノードグループは、AWS Batchのマルチノード並列ジョブを構成するノードのまとまりです。

ノードの範囲やコンテナの設定をグループごとに指定し、複数のノードへ処理を割り当てます。

メインノードと子ノードで役割が分かれる

マルチノード並列ジョブでは、メインノードがジョブ全体を管理し、子ノードが割り当てられた処理を実行します。

それぞれが役割を分担することで、複数のノードを使って1つのジョブを進められます。

AWSサービスごとのノードの違い

AWSでは、利用するサービスによって「ノード」が指す対象や役割が異なります。

ここでは、3つのサービスにおけるノードの違いを整理し、利用しているサービスに応じて確認すべきノードを判断する方法を説明します。

EKS・Systems Manager・AWS Batchでノードが指すものを整理する

EKSではワークロードを実行するマシン、Systems Managerでは管理対象として設定されたマシンをノードと呼びます。

AWS Batchでは、マルチノード並列ジョブを構成し、それぞれの処理を実行する単位として使われます。

利用しているサービスに合わせて確認するノードを判断する

「ノード」が何を指すのか迷ったときは、まず利用しているAWSサービスを確認しましょう。

サービスによって意味や役割が異なるため、どのサービスで使われている言葉なのかを基準にすると判断しやすくなります。

まとめ

AWSの「ノード」は、サービスによって指すものや役割が異なります。

EKSやSystems Manager、AWS Batchなどでノードという言葉を見かけたら、まずどのサービスで使われているのかを確認してみましょう。

サービスごとの役割を押さえておくと、管理画面や公式ドキュメントの内容も理解しやすくなります。

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