はじめに
「AWSカスタマーアグリーメントって何の契約?」
「AWSを利用しているけれど、どこで契約内容を確認すればいいの?」と迷っていませんか。
AWSのアカウントを作成してサービスを利用していても、カスタマーアグリーメントの内容や、実際にどの契約条件が適用されているのかまで確認する機会は少なく、契約書を探す段階で迷ってしまうことがあります。
この記事では、AWSカスタマーアグリーメントの基本的な内容から、契約状況や契約内容を確認する方法まで、順を追って説明していきます。
AWSカスタマーアグリーメントとは?

AWSカスタマーアグリーメントが何を定めた契約なのかを理解するには、まずAWSを利用するときの基本的な位置付けを確認する必要があります。
ここでは、AWSカスタマーアグリーメントの基本的な役割と、契約に含まれる主な内容について説明します。
AWSカスタマーアグリーメントはAWS利用時の基本契約
AWSカスタマーアグリーメントは、AWSのサービスを利用する際に適用される基本的な契約です。
AWSと利用者の契約関係を定めており、サービスを利用するうえで守るべき基本的な条件を確認できます。
契約内容はAWSの利用条件や責任範囲などを定めている
AWSカスタマーアグリーメントには、サービスの利用条件や料金の支払い、契約の変更・終了、知的財産権、責任範囲などが定められています。
AWSを利用する前や契約内容を確認したいときは、自分に適用される条件を一度確認しておくと安心です。
AWSカスタマーアグリーメントで定められている主な内容
AWSカスタマーアグリーメントには、AWSを利用する際に守るべき条件だけでなく、料金の支払い方法やアカウントの扱い、契約を終了する場合の条件なども定められています。
ここでは、利用条件、料金・アカウント、契約終了・責任範囲の3つに分けて主な規定を説明します。
AWSの利用に関する基本的な条件
AWSカスタマーアグリーメントでは、AWSサービスを利用するうえでの基本的な条件が定められています。
サービスを利用する前に、自分に適用される規定を確認しておくと安心です。
料金・支払い・アカウントに関する規定
AWSサービスの利用料金や支払い条件、AWSアカウントの管理についても定められています。
思わぬトラブルを避けるためにも、料金だけでなくアカウント管理に関する条件も確認しておきましょう。
契約終了や責任範囲に関する規定
契約を終了する場合の条件や、AWSと利用者が負う責任の範囲についても定められています。
契約終了時や問題が起きたときに備えて、どのような規定があるのか把握しておくことが大切です。
AWSカスタマーアグリーメントと関連規約の違い
AWSカスタマーアグリーメントと関連する規約は、どちらもAWSの利用に関係しますが、定めている内容や適用される範囲が異なります。
ここでは、AWSカスタマーアグリーメントとAWSサービス規約、SLAの違いをそれぞれ説明します。
AWSサービス規約との違い
AWSサービス規約は、個別のAWSサービスに適用される条件を定めたものです。
AWSカスタマーアグリーメントが基本的な契約条件を定めるのに対し、サービス固有の条件を確認したい場合はAWSサービス規約を確認します。
EC2やS3など、利用しているAWSサービスごとにどのような条件があるのか気になる場合は、サービスごとの規約も確認しておくと安心です。
▶AWSサービス規約とは?確認方法とカスタマーアグリーメントとの違い
SLAとの違い
SLAは、AWSサービスの可用性などの基準や、基準を満たさなかった場合のサービスクレジットについて定めたものです。
稼働率やサービスクレジットの条件を確認したい場合は、AWSカスタマーアグリーメントではなく対象サービスのSLAを確認しましょう。
「SLAを下回ったら返金されるの?」「サービスクレジットはどう受け取るの?」と気になる場合は、SLAの仕組みを確認しておきましょう。
▶ AWSのSLAとは?稼働率とサービスクレジットの仕組みを解説
AWSカスタマーアグリーメントはどこで確認できる?
AWSカスタマーアグリーメントを確認するときは、契約内容が掲載されているAWS公式ページを確認し、現在適用されている最新版かを確かめる必要があります。
ここでは、AWS公式ページでの確認方法と、日本語版・英語版を確認するときの注意点を説明します。
AWS公式ページで最新版を確認する
AWSカスタマーアグリーメントは、AWS公式サイトで最新の内容を確認できます。
契約内容を確認するときは、保存していた過去の規約だけで判断せず、現在掲載されている規約や更新情報も確認しておきましょう。
日本語版と英語版を確認するときの注意点
日本語版と英語版を確認するときは、必要に応じて同じ条項を照らし合わせることが大切です。
内容の解釈に迷う場合は、AWS公式ページの原文と翻訳文を確認し、自分に適用される契約条件を確かめておくと安心です。
まとめ
AWSカスタマーアグリーメントは、AWSを利用するうえで基本となる契約です。
ただし、個別サービスの条件はAWSサービス規約、可用性やサービスクレジットはSLAで定められているため、目的に合わせて確認する規約を分けることが大切です。
契約内容で迷ったときは、AWS公式サイトの最新版を確認し、自分に適用される条件を一つずつ確かめていきましょう。











