はじめに
「SSLエラーが出るので、Windowsに残っているSSLの状態をクリアしたい」
「SSL状態を削除すれば、開けなくなったWebサイトにもう一度アクセスできるの?」と困っていませんか。
昨日まで表示できていたサイトで突然SSLや証明書に関するエラーが出て、ブラウザを再起動しても変わらないと、どこを操作すればよいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、WindowsでSSL状態を削除する手順から、クリアしてもエラーが解消しない場合に確認したい項目まで順を追って説明していきます。
SSL状態をクリアする方法は?

Windowsに保存されたSSLの接続情報が原因でWebサイトを正常に開けない場合は、SSL状態をクリアすると改善することがあります。
クリアしたあとはブラウザを開き直し、同じWebサイトへ再度アクセスしてエラーが解消したか確認します。
WindowsでSSL状態をクリアする手順
Windowsの検索欄に「インターネット オプション」と入力し、「インターネットのプロパティ」を開きます。
「コンテンツ」タブにある「SSL状態のクリア」をクリックし、正常に消去されたことを確認したら「OK」を押して画面を閉じます。
SSL状態をクリアしたあとに確認すること
SSL状態をクリアしたら、使用していたブラウザをすべて終了してから再起動し、エラーが出ていたWebサイトを開き直します。
同じSSLエラーが表示される場合は、SSL状態のクリア以外に原因がある可能性があるため、ほかの設定も確認してみましょう。
SSL状態をクリアしても解決しないときの確認方法
SSL状態をクリアしてもエラーが続く場合は、ブラウザに残っているキャッシュやCookieが影響していないか確認します。
まずブラウザ側のデータを整理し、それでも改善しない場合はSSL証明書やサーバー設定の問題と切り分けて確認します。
ブラウザのキャッシュやCookieを削除する
SSL状態をクリアしてもエラーが続く場合は、ブラウザのキャッシュやCookieを削除します。
Chromeでは「設定」から「プライバシーとセキュリティ」を開き、「閲覧履歴データを削除」から対象のデータを削除します。
その後ブラウザを開き直し、同じWebサイトへアクセスしてエラーが解消したか確認しましょう。
SSL証明書やサーバー設定の削除とは区別する
SSL状態のクリアは、Windowsに一時保存されたSSLの接続情報を消去する操作で、WebサイトのSSL証明書やサーバー設定が削除されるわけではありません。
エラーが続く場合も証明書などをすぐに削除せず、ブラウザ側とサーバー側に分けて原因を確認していきましょう。
SSL状態・キャッシュ・証明書の違いと使い分け
SSL関連のエラーを直すときは、SSL状態、ブラウザのキャッシュやCookie、SSL証明書やサーバー設定を同じものとして扱わないことが大切です。
SSL証明書やサーバー設定の削除・変更はWebサイトを提供する側の設定に関わるため、エラーの原因に合わせて使い分ける必要があります。
SSL状態をクリアするケース
以前は接続できていたWebサイトで突然SSLエラーが表示された場合は、SSL状態のクリアを試します。
Windowsに古い接続情報が残っている可能性があるため、SSL状態をクリアしてブラウザを再起動し、同じWebサイトへアクセスしてみましょう。
ブラウザのキャッシュやCookieを削除するケース
SSL状態をクリアしてもエラーが続く場合は、ブラウザのキャッシュやCookieを削除します。
古いWebサイトのデータが残っていることがあるため、削除後にブラウザを再起動し、正常に表示されるか確認してみましょう。
キャッシュやCookieを削除してもSSLエラーが続く場合は、Windows側の証明書キャッシュが影響していないか確認してみましょう。
▶WindowsでSSL証明書のキャッシュをクリアする方法|削除手順と注意点を解説
SSL証明書やサーバー設定を削除するケース
SSL証明書やサーバー設定の削除は、管理者が証明書の入れ替えやSSL/TLS設定を変更するときに行います。
利用者側でSSLエラーが出ただけで証明書を削除せず、更新や設定変更が必要だと確認できた場合に、対象を特定して作業しましょう。
証明書そのものに問題があるか判断できない場合は、SSL証明書が正しく設定されているか確認してから変更しましょう。
▶SSL証明書が正しく設定されているか確認する方法|エラーの原因と確認手順を解説
まとめ
WindowsでSSL状態をクリアするときは、「インターネットのプロパティ」の「コンテンツ」タブから「SSL状態のクリア」を実行し、ブラウザを再起動してWebサイトへアクセスし直します。
SSL状態を削除してもエラーが続く場合は、ブラウザのキャッシュやCookieを削除し、同じURLで表示を確認します。
SSL状態のクリアは一時保存された接続情報を消す操作であり、SSL証明書そのものやWebサーバーのSSL/TLS設定を削除する操作ではありません。
利用者側で改善しないからと証明書を削除せず、SSL状態、ブラウザに保存されたデータ、サーバー側の証明書や設定を分けて原因を確認しましょう。











