はじめに
「Search Consoleの検索パフォーマンスを開いても、クエリが1件も表示されないのはなぜ?」
「記事はGoogle検索に出ているのに、どんなキーワードでクリックされているのか確認できない」と困っていませんか。
記事を公開して数日たってからSearch Consoleを確認し、グラフには数字が出ているのにクエリ欄が空白だったり、以前見えていた検索語句が表示されなくなったりすると、設定ミスなのか気になりますよね。
この記事では、クエリが表示されない主な原因と、検索パフォーマンスで確認する項目、原因に合わせた対処方法を紹介します。
サーチコンソールでクエリが表示されないのはなぜ?

サーチコンソールでクエリが表示されない場合でも、すぐにサイトやSearch Consoleの不具合と判断する必要はありません。
まずは、クエリが表示されない状態を分けて確認していきましょう。
クエリが表示されなくても必ずしも不具合ではない
サーチコンソールでクエリが表示されなくても、サイトやSearch Consoleに不具合があるとは限りません。
表示回数が少ないクエリなどは、プライバシー保護のため一覧に表示されない場合があります。
そのため、クリック数や表示回数が記録されていても、すべてのクエリを確認できるわけではありません。
まったく表示されない場合と一部だけ表示されない場合がある
クエリがまったく表示されない場合は、検索結果への表示実績が少ない、またはデータがまだ集計されていない可能性があります。
一方、クリック数や表示回数があるのに一部だけ表示されない場合は、プライバシー保護の対象となったクエリが一覧から除外されている可能性があります。
サーチコンソールでクエリが表示されない原因と対処方法
サーチコンソールでクエリが表示されない原因は、検索結果への表示回数が少ない、データの反映に時間がかかっている、少数のクエリが匿名化されているなど複数あります。
クエリが表示されない主な原因と、それぞれの対処方法を順番に確認していきましょう。
検索結果への表示回数が少ない場合はデータが増えるまで待つ
検索結果への表示回数が少ない場合は、検索パフォーマンスにデータが蓄積されるまで少し待ちましょう。
公開直後のページなどは、クエリ欄に十分なデータが表示されないことがあります。
「過去28日間」や「過去3か月」など期間を広げ、表示回数やクエリが増えているか確認してみてください。
データの反映が遅れている場合は期間を空けて確認する
Search Consoleの検索パフォーマンスはリアルタイムではないため、直近のデータがまだ反映されていないことがあります。
当日や前日のクエリが見つからない場合は、少し時間を空けてからもう一度確認してみましょう。
時間が経って表示回数やクエリが追加されていれば、反映を待っていた可能性があります。
少数のクエリは匿名化されて表示されないことがある
検索回数が少ないクエリなどは、ユーザーのプライバシーを守るため一覧に表示されないことがあります。
表示回数やクリック数が合計値に含まれていても、個別のクエリ名を確認できるとは限りません。
このようなクエリは設定を変えて表示できないため、確認できる範囲のデータを参考にしましょう。
プロパティやフィルタが違う場合は設定を見直す
クエリが表示されないときは、選択しているプロパティやフィルタも確認してみましょう。
別のプロパティを選んでいたり、日付・検索タイプ・ページなどの条件でデータが絞り込まれていたりする場合があります。
対象サイトのプロパティを選び、不要なフィルタを解除してからクエリ欄を確認します。
ページがインデックスされていない場合は登録状況を確認する
対象ページがGoogleにインデックスされていない場合は、検索結果に表示されないため、基本的にクエリも記録されません。
URL検査で対象ページを確認し、登録されていなければ表示された理由に沿って問題を修正します。
必要に応じて「インデックス登録をリクエスト」し、登録状況を改めて確認しましょう。
URL検査で「登録されていない」と表示されても、原因によって必要な対応は異なります。インデックスされない理由や確認方法を詳しく知りたい場合は、こちらも参考にしてください。
▶Googleにインデックスされない原因は?Search Consoleで確認する方法と対処法
クエリが表示されない症状別の確認ポイント
サーチコンソールでクエリが表示されないときは、表示回数の有無や過去のデータと比較して状態を切り分けることが大切です。
現在どの症状に当てはまるのかを確認しながら、見るべきポイントを順番に整理していきましょう。
表示回数があるのにクエリが表示されない場合
表示回数が記録されているのにクエリが表示されない場合は、プライバシー保護の対象になっている可能性があります。
Search Consoleでは一部のクエリが一覧に表示されないため、表示回数があっても、対応するすべてのクエリを確認できるとは限りません。
クエリも表示回数もない場合
クエリが表示されず、表示回数も0の場合は、期間を「過去3か月」などに広げて確認してみましょう。
それでも表示回数が0であれば、その期間はGoogle検索で表示されたデータが記録されていない可能性があります。
以前は表示されていたクエリが表示されなくなった場合
以前は表示されていたクエリが見えなくなった場合は、期間や検索タイプ、ページなどの条件をそろえて比較します。
それでも表示されない場合は、そのクエリで検索結果に表示されなくなったか、表示回数が減って一覧に出なくなった可能性があります。
クエリだけでなく表示回数やクリック数も減っている場合は、検索順位やページの掲載状況が変化している可能性があります。検索流入が減った原因を確認したい場合は、こちらも参考にしてください。
▶Google検索のアクセス数が減った原因は?Search Consoleで確認する方法と対処法
まとめ
サーチコンソールでクエリが表示されない場合は、検索実績が少ない、データがまだ反映されていない、プライバシー保護によって一部のクエリが匿名化されているなどの原因が考えられます。
まずは検索パフォーマンスの期間を「過去28日間」や「過去3か月」に広げ、プロパティやフィルタに間違いがないか確認しましょう。
クエリも表示回数もない場合はURL検査でインデックス登録状況を確認し、表示回数があるのにクエリだけ見えない場合は匿名化されている可能性を考えます。
クエリが表示されないだけで不具合と判断せず、表示回数の有無や期間、フィルタ、インデックス登録状況を順番に確認することで原因を切り分けられます。











