はじめに
「アクセサリー作りに使うワイヤーは、どの種類を選べばいいの?」
「0.3mmや0.5mmなど太さがいろいろあるけれど、作りたいアクセサリーには何mmが合う?」と迷っていませんか。
手芸店や通販サイトでワイヤーを探すと、素材や太さ、硬さの異なる商品が並んでいて、ピアスやネックレス、ワイヤーワークなど用途ごとに何を選べばよいのか分からず迷ってしまいますよね。
この記事では、アクセサリー用ワイヤーの主な種類と太さの違い、作りたいものに合わせた選び方を紹介します。
アクセサリー作りに使うワイヤー材料の主な種類は?

アクセサリー作りに使うワイヤーは、素材によって曲げやすさや強度、適した使い方が異なります。
作りたいアクセサリーに合う材料を選べるよう、それぞれの特徴を確認していきます。
アーティスティックワイヤーは曲げやすくワイヤーワークに使いやすい
アーティスティックワイヤーは手やペンチで曲げやすく、輪や渦などの形を作るワイヤーワークに使いやすい材料です。
ビーズを固定したりワイヤーを巻き付けたりする加工もしやすく、細かな形を調整しながら仕上げられます。
ステンレスワイヤーは強度があり形を保ちやすい
ステンレスワイヤーは硬く強度があるため、曲げたあとも形を保ちやすい材料です。
力がかかる部分や一定の形を保ちたいパーツに向いており、硬いものはペンチを使うと加工しやすくなります。
真鍮・銅ワイヤーは加工しやすくデザインの幅が広い
真鍮・銅ワイヤーは比較的曲げやすく、曲線や輪などさまざまな形に加工できます。
巻く、ねじるといったアレンジもしやすいため、ワイヤーそのものを生かしたデザインを楽しみたい場合にも使いやすい材料です。
ナイロンコートワイヤーはビーズを通すアクセサリーに向いている
ナイロンコートワイヤーは、細い金属ワイヤーをナイロンで覆った、しなやかな材料です。
ビーズを通して作るネックレスやブレスレットに使いやすく、最後は端をつぶし玉などで固定して仕上げます。
作りたいアクセサリーからワイヤー材料を選ぶ
ワイヤー材料は、作るアクセサリーや加工方法に合わせて選ぶと扱いやすくなります。
ここでは、作りたいアクセサリーごとに適したワイヤー材料を確認していきます。
ネックレスやブレスレットのビーズ通しにはナイロンコートワイヤー
ナイロンコートワイヤーはしなやかに曲がるため、ビーズを連続して通すネックレスやブレスレットに向いています。
必要な長さまでビーズを並べ、両端をつぶし玉などで固定すると、首や手首の動きになじむアクセサリーに仕上げられます。
めがね留めやピン加工には曲げやすい金属ワイヤー
めがね留めやピン加工には、ペンチで輪を作ったり巻き付けたりしやすい金属ワイヤーが向いています。
アーティスティックワイヤーや真鍮・銅ワイヤーなど、細かな位置を調整しやすいものを選ぶと作業を進めやすくなります。
天然石のワイヤーラッピングには加工しやすいワイヤー
天然石のワイヤーラッピングには、石の輪郭に沿って曲げやすいアーティスティックワイヤーや銅ワイヤーなどが使いやすいでしょう。
石を包みながら細かく形を整えるため、硬すぎずペンチで調整しやすいワイヤーが向いています。
形を保つモチーフ作りには強度のあるワイヤー
形を保ちたいモチーフには、曲げたあとに変形しにくい強度のあるワイヤーが向いています。
ステンレスワイヤーなどの硬めの材料を選ぶと、ペンチで作った輪郭や曲線を保ちやすく、完成後の型崩れも抑えやすくなります。
アクセサリー用ワイヤーの太さと用途の目安
アクセサリー用ワイヤーは、太さによって曲げやすさや形の保ちやすさが変わるため、加工方法に合わせて選びます。
ビーズを通す場合は、使用するビーズの穴にワイヤーが通るかも確認しながら選びましょう。
0.3~0.4mmは小さなビーズや細かな加工に使いやすい
0.3~0.4mmのワイヤーは細く曲げやすいため、小さなビーズを使った加工や細かなワイヤーワークに向いています。
小さな輪を作ったり細い部分へ巻き付けたりしやすい一方、強い力で変形しやすいため、繊細な加工を中心に使うとよいでしょう。
0.5~0.6mmはめがね留めなど幅広い用途に使いやすい
0.5~0.6mmは曲げやすさと形の保ちやすさのバランスがよく、めがね留めなど幅広い加工に使いやすい太さです。
丸ヤットコで輪を作って軸へ巻き付ける作業もしやすいため、さまざまなワイヤーワークに活用できます。
ワイヤーの太さが決まったあと、実際にめがね留めをどう作ればよいか迷った場合は、基本の手順も確認しておきましょう。
▶めがね留めのやり方は?ワイヤーを使った基本の作り方とコツ
0.7~0.8mmはフレームや形を保ちたいパーツに向いている
0.7~0.8mmは比較的太く、曲げたあとの形を保ちやすいため、フレームや輪郭をしっかり残したいパーツに向いています。
太くなるほど曲げる際に力が必要になるので、ペンチを使いながら少しずつ形を整えると作業しやすくなります。
ビーズを通す場合は穴の大きさに合う太さを選ぶ
ビーズにワイヤーを通す場合は、ビーズ穴より細いものを選ぶことが基本です。
ただし、穴の内側には凹凸や個体差があり、数値上は入る太さでも通らないことがあるため、加工前に実際のビーズと組み合わせて確認しておくと安心です。
アクセサリー用ワイヤー材料を選ぶときの注意点
アクセサリー用ワイヤーは、素材や太さだけでなく、硬さや汗・水への強さも確認して選ぶ必要があります。
ここでは、ワイヤー材料を選ぶ前に確認しておきたい3つの注意点を説明します。
硬さによって曲げやすさと形の保ちやすさが変わる
ワイヤーは同じ太さでも、硬さによって曲げやすさや加工後の形の保ちやすさが変わります。
柔らかいものは細かな輪や曲線を作りやすく、硬いものは力が必要ですが形を保ちやすいため、作りたいパーツに合わせて選びましょう。
汗や水による変色・腐食のしやすさを確認する
アクセサリー用ワイヤーは、素材によって汗や水による変色・腐食のしやすさが異なります。
水分に弱い素材を使う場合は、使用後に乾いた柔らかい布で汗や水分を拭き取っておくと、お手入れしながら使いやすくなります。
肌に触れるアクセサリーは素材や表面加工も確認する
肌に直接触れるアクセサリーでは、ワイヤーの素材だけでなく、メッキやコーティングの種類も確認しておきましょう。
金属アレルギーが気になる場合は使用されている金属を確認し、表面の剥がれや傷にも注意しながら使用することが大切です。
金属アレルギーが気になる場合は、ワイヤーだけでなく肌に触れる金具の素材もあわせて確認しておくと安心です。
▶金属アレルギーが起こりにくいアクセサリー素材とは?選び方と注意点
まとめ
アクセサリー用ワイヤーは、作りたいデザインや加工方法に合わせて、素材・太さ・硬さを選ぶことが大切です。
ビーズ通しや細かなワイヤーワーク、形をしっかり保ちたいパーツなど、用途によって使いやすいワイヤーは異なるため、完成形をイメージしながら選んでみましょう。
また、ビーズを使う場合は穴に通る太さか確認し、肌に触れるアクセサリーでは素材や表面加工にも目を向けておくと安心です。
特徴を比べながら、自分の作り方に合った扱いやすいワイヤーを見つけてください。












