はじめに
「シルバーアクセサリーのロジウムコーティングって、普通のシルバーと何が違うの?」
「毎日使っているとコーティングが剥がれたり、変色したりしない?」と気になっていませんか。
店頭や通販サイトでリングやネックレスを選んでいると、「ロジウムコーティング」「ロジウムメッキ」と書かれていても、見た目やお手入れ方法にどんな違いがあるのか分かりにくいですよね。
この記事では、ロジウムコーティングの特徴やメリット、使うときの注意点、表面を傷めにくいお手入れ方法まで順を追って説明していきます。
シルバーアクセサリーのロジウムコーティングとは?

シルバーアクセサリーのロジウムコーティングとは、シルバー925などの表面にロジウムという金属を薄くコーティングする加工です。
ここでは、ロジウムコーティングとシルバー925の関係、加工する主な理由を順番に説明します。
ロジウムコーティングとシルバー925の関係
シルバー925にロジウムコーティングを施したアクセサリーは、シルバー925を土台にして、表面を薄いロジウムの膜で覆っています。
コーティングしても素材自体がロジウムになるわけではなく、シルバー925の表面にロジウム加工を加えたものです。
ロジウムコーティングをする主な理由
ロジウムコーティングをする主な理由は、シルバーの変色を抑え、白く明るい光沢を保ちやすくするためです。
表面をロジウムで覆うことで、シルバーが空気中の硫黄成分などに直接触れにくくなり、黒っぽい変色を防ぎやすくなります。
シルバーをロジウムコーティングする3つのメリット
シルバーにロジウムコーティングを施すと、銀の表面が直接空気や汗に触れにくくなり、変色や黒ずみを抑えやすくなります。
ここでは、ロジウムコーティングによる3つのメリットを順番に確認していきます。
変色や黒ずみを防ぎやすい
ロジウムコーティングを施すと、シルバーが空気や汗に直接触れにくくなり、変色や黒ずみを抑えやすくなります。
空気中の硫黄成分などとの反応も抑えられるため、コーティングされていないシルバーよりきれいな状態を保ちやすいのが特徴です。
白く明るい光沢を保ちやすい
ロジウムコーティングには、シルバーの表面に白く明るい光沢を加えられるメリットがあります。
変色によるくすみも抑えやすいため、ロジウム特有の美しい輝きを長く楽しみやすくなります。
シルバーの表面を保護しやすい
ロジウムの薄い被膜がシルバーを覆うことで、摩擦や汚れが銀そのものに直接触れにくくなります。
アクセサリーを身につけたときに生じる細かな摩擦からも、シルバーの表面を保護しやすくなります。
ロジウムコーティングの注意点
ロジウムコーティングはシルバーの変色や黒ずみを抑えられますが、一度加工すれば永久に表面を覆い続けるわけではありません。
ここでは、ロジウムコーティングを施したシルバーアクセサリーを使う前に知っておきたい3つの注意点を説明します。
コーティングは永久ではなく剥がれることがある
ロジウムコーティングはシルバーの表面を薄く覆う加工のため、永久に残るものではありません。
日常的に使用すると肌や衣類との摩擦で少しずつ薄くなり、剥がれた部分から下地のシルバーが見えることがあります。
研磨や強い摩擦でコーティングが傷む
ロジウムコーティングは、研磨したり強くこすったりすると表面の被膜が傷むことがあります。
特に研磨剤を使うと薄いロジウムまで削ってしまう可能性があるため、お手入れでは強くこすらないようにしましょう。
金属アレルギーが気になる場合は下地素材も確認する
金属アレルギーが気になる場合は、ロジウムだけでなく下地に使われている素材も確認しましょう。
コーティングが薄くなったり剥がれたりすると下地の金属が肌に触れることがあるため、購入前に下地金属の種類まで確認しておくと安心です。
シルバー925そのものでも金属アレルギーが起こるのか気になる場合は、含まれている金属や反応が出る原因も確認しておくと安心です。
▶シルバー925で金属アレルギーは起こる?原因と選ぶときの注意点
ロジウムコーティングが剥がれたシルバーアクセサリーはどうする?
ロジウムコーティングが剥がれると、部分的に色味や光沢が変わったり、下地のシルバーに黒ずみが出たりすることがあります。
ここでは、剥がれや変色が見られたときの確認ポイントと、再コーティングで戻せる場合について説明します。
剥がれや変色が見られたときの確認ポイント
色ムラやくすみが出た場合は、まず柔らかい布で軽く拭き、表面の汚れかコーティングの変化かを確認します。
色味や光沢の差が残る場合はロジウムが薄くなっている可能性があり、黒っぽく見える部分は下地のシルバーが変色していないか確認しましょう。
再メッキ・再コーティングで戻せる場合がある
ロジウムコーティングの剥がれが目立っても、状態によっては専門店で再メッキ・再コーティングできます。
表面を整えてからロジウムで覆うことで色味や光沢を整えられるため、まずは素材や傷み具合を専門店で確認してもらいましょう。
再コーティングを依頼するか迷っている場合は、料金の目安や依頼できるお店を確認してから検討すると選びやすくなります。
▶ロジウムコーティングの再メッキ料金はいくら?費用相場と依頼できるお店を解説
ロジウムコーティングしたシルバーのお手入れ方法
ロジウムコーティングしたシルバーは、表面の被膜を傷めないようにやさしく手入れすることが大切です。
ここでは、ロジウムコーティングを長持ちさせるためのお手入れ方法を順番に説明します。
柔らかい布で汚れを落とす
ロジウムコーティングしたシルバーは、使用後に柔らかい布で表面をやさしく拭きます。
汗や皮脂が付いていても強くこすらず、布を軽く滑らせるように拭き取ると、コーティングを傷めにくくなります。
研磨剤入りのクリーナーやクロスは避ける
研磨剤入りのクリーナーやシルバークロスは、薄いロジウムの被膜まで削ってしまうことがあります。
コーティングを長持ちさせるためにも、表面を磨いて削るタイプのお手入れは避けましょう。
水分や化粧品などが付いたままにしない
水分や化粧品、香水などが付着した場合は、そのまま放置せず早めに拭き取ります。
付着した状態が続くと汚れやくすみにつながることがあるため、使用後に柔らかい布でやさしく取り除いておきましょう。
シルバーアクセサリーにロジウムコーティングが向いているケース
シルバーアクセサリーの明るい光沢を保ちながら、黒ずみや細かな傷をできるだけ抑えたい場合は、ロジウムコーティングが向いています。
表面をロジウムの被膜で覆うことで、シルバーが汗や空気に直接触れにくくなるため、日頃のお手入れを少し楽にしたい方にも取り入れやすい加工です。
ただし、使用を続けると摩擦によってコーティングが少しずつ薄くなるため、永久に残るものではないことも覚えておきましょう。
まとめ
ロジウムコーティングは、シルバーの黒ずみや変色を抑えながら、白く明るい輝きを楽しみやすくする加工です。
ただし、使い続けるうちに少しずつ薄くなるため、柔らかい布でやさしく拭き、研磨剤を避けるなど丁寧に扱うことが大切です。
もし剥がれや色ムラが目立ってきても、状態によっては再コーティングできる場合があります。
お気に入りのシルバーアクセサリーを長く楽しむためにも、日頃のお手入れを続けながら、気になる変化があれば専門店に相談してみましょう。












