はじめに
概要
この記事では、Windows10のデスクトップにホームページ(Webサイト)のショートカットを作成する方法を、ブラウザ別にわかりやすく解説します。Chrome、Edge、Firefoxそれぞれの手順を写真や例に沿って説明し、最後に作成したショートカットをタスクバーやスタートにピン留めする方法も紹介します。
この記事で学べること
- 各ブラウザでのショートカット作成方法(手順を短くまとめます)
- 作成したショートカットの使い方と管理方法
- タスクバーやスタートメニューへの固定方法
こんな方におすすめ
- よく使うWebサイトをすぐ開きたい方
- ブラウザ操作に自信がない初心者の方
- PC作業を少しでも効率化したい方
注意点(簡単に)
- Windows10が対象です。他のバージョンでは手順が異なる場合があります。
- 拡張機能やポップアップを使わずに標準機能で行う方法を中心に説明します。
次の章からは、基本の考え方と各ブラウザごとの具体的手順に進みます。丁寧に手順を追えばどなたでも設定できますので、順にお読みください。
Windows10でホームページをデスクトップに貼り付ける基本の考え方
概要
「ホームページをデスクトップに貼り付ける」とは、Webサイト(URL)へのショートカットをデスクトップ上に作ることを指します。アイコンをダブルクリックすると、既定のブラウザでそのページが開きます。作成後はタスクバーやスタートにピン留めすることもできます。
仕組みと種類
- Windowsのショートカット(.lnk)やインターネットショートカット(.url)が使われます。
- 多くの場合は既定のブラウザで開きますが、ブラウザ側の機能で作れば特定のブラウザで開くこともあります。
基本的な流れ(イメージ)
- 開きたいホームページのURLを確認します。例: https://example.com
- デスクトップ上でショートカットを作成(以下の方法を参照)
- 名前やアイコンを分かりやすく変更する
- 動作確認のためダブルクリックして開く
よく使う作成方法(概要説明)
- ブラウザのアドレスバーのサイトアイコン(鍵マークや読み込みアイコン)をデスクトップにドラッグする。
- デスクトップを右クリック→「新規作成」→「ショートカット」を選び、URLを貼り付ける。
これらはどのブラウザでも使える基本的な手順です。
注意点と便利なヒント
- デスクトップへの書き込み権限が必要です。会社のPCでは制限されている場合があります。
- 不審なURLは作らないでください。すぐに開くため安全性を確認してからショートカットを作成してください。
- アイコンを変更すると見分けやすくなります。ドラッグ作成が最も手早い方法です。
Google Chromeでホームページをデスクトップに貼り付ける方法(ショートカット作成)
はじめに
ここでは、Google Chromeで開いているホームページをデスクトップにショートカットとして貼り付ける手順を、やさしく丁寧に説明します。すぐに使える簡単な方法です。
手順
-
Chromeで貼り付けたいページを開きます。ウィンドウをドラッグして、デスクトップとブラウザが同時に見えるように調整してください。見やすくすると作業が楽です。
-
アドレスバーの左側にあるサイトアイコン(鍵マークや地球のようなマーク)をつかみ、デスクトップへドラッグします。マウスボタンを離すとショートカットが作成されます。URL全体を選択してドラッグする方法でも可能です。
-
デスクトップにできたショートカットをダブルクリックして動作を確認します。Chromeで該当ページが開けば完了です。
補足と注意点
- サイトアイコンが見えない場合は、アドレスバー左側の表示(例:「保護された通信」)をつかんでドラッグしてみてください。
- ドラッグがうまくいかないときは、Chromeのメニュー→「その他のツール」→「ショートカットを作成」を使うと簡単に作れます。
- 名前を変更したい場合は、デスクトップ上で右クリック→「名前の変更」で変更できます。
以上でChromeからデスクトップへのショートカット作成方法の説明は終わりです。
Microsoft Edgeでホームページをデスクトップに貼り付ける方法
手順1:アドレスバーのアイコンをドラッグして作成
- Edgeで目的のページを開きます。
- アドレスバー左側にある鍵や地球のアイコンをマウスでつかみます。
- そのままデスクトップ上にドラッグ&ドロップします。
- デスクトップにショートカットが作成され、ダブルクリックでそのページを開けます。
手順2:Edgeのメニューからショートカットを作成
- 右上の「…(設定など)」ボタンをクリックします。
- 「その他のツール(More tools)」を選びます。
- 「ショートカットを作成(Create shortcut)」や「このページをアプリとしてインストール(Install this site as an app)」を選びます。
- 指示に従って作成すると、デスクトップやスタートメニューにショートカットができます。アプリとして作ると専用ウィンドウで表示されます。
手順3:タスクバーやスタートにピン留めする方法
- 「…(設定など)」→「その他のツール」→「タスクバーにピン留め(Pin to taskbar)」/「スタートにピン留め(Pin to Start)」を選びます。
- タスクバーに固定すると、そこから開いたときは常にMicrosoft Edgeでページが起動します。
削除・解除の方法
- デスクトップのショートカットを右クリックして「削除」を選びます。アプリ表示の場合はスタートメニューで右クリックして「アンインストール」または「ピン留めを外す」を選んでください。
注意点:ピン留めはEdgeで開く仕様です。アプリとしてインストールすると独立したウィンドウで使えます。
Firefoxでホームページをデスクトップに貼り付ける方法
概要
Firefoxでは、ブラウザのアドレスバー左にあるサイトアイコン(鍵や地球のアイコン)をデスクトップへドラッグするだけで、ショートカットを作成できます。操作は簡単で、よく使うサイトをすぐ開けるようになります。
手順(かんたん4ステップ)
- Firefoxのウィンドウサイズを小さめにし、デスクトップが見えるようにします。ウィンドウを片側に寄せると便利です。
- アドレスバーの左にあるサイトアイコンを左クリックしたままデスクトップへドラッグします。
- デスクトップにアイコンが現れたらマウスボタンを離します。これでショートカットができます。
- ダブルクリックすると、そのページが既定のブラウザで開きます(既定がFirefoxならFirefoxで開きます)。
ドラッグがうまく動かないとき
ドラッグ&ドロップが動かない原因として、WindowsやFirefoxを管理者権限で実行している場合があります。その場合は管理者として実行しない状態で試すか、Mozillaサポートの案内に従って設定を見直してください。
代替方法
デスクトップ上で右クリック→「新規作成」→「ショートカット」を選び、URLを貼り付けて作成する方法もあります。こちらは確実で、ドラッグが使えないときに便利です。
注意点
作成したショートカットはURLのままなので、サイトの内容が変わってもショートカットは同じページを指します。必要なら名前を変更してわかりやすくしてください。
作成したデスクトップショートカットをタスクバーやスタートに固定する方法(Windows10)
以下は、デスクトップに作成したショートカットをタスクバーやスタートに固定する簡単な手順です。どなたでもできるように丁寧に説明します。
1. 右クリックで固定する
- デスクトップのショートカットアイコンを右クリックします。
- 表示されたメニューから「タスクバーにピン留めする」または「スタート画面にピン留め」を選びます。
- タスクバーやスタートにアイコンが表示されます。固定を外すときは同じ操作で「タスクバーからピン留めを外す」や「スタートからピン留めを外す」を選びます。
2. ドラッグ&ドロップで固定する
- デスクトップのショートカットを左クリックで掴み、タスクバー上にドラッグします。
- タスクバーに近づけると「ピン留め」と表示されるので、そこでドロップします。
3. Edgeから直接ピン留めする方法
- Edgeでサイトを開き、右上のメニュー(三点)を開きます。
- 「その他のツール」→「タスクバーにピン留め」または「スタートにピン留め」を選びます。
- サイトをアプリとしてインストールすると、より扱いやすくピン留めできます。
補足: Windows11では、まず「その他のオプションを表示」を選ぶ必要があります。固定後はタスクバー上でアイコンをドラッグして並べ替えできます。












