目次
はじめに
本書の目的
本ドキュメントは「ホームページ 設定」について、分かりやすくまとめることを目的としています。ブラウザの初期表示ページ(ホームページ)の設定方法と、WordPressでサイトを公開する際の主な設定を丁寧に解説します。具体例を示しながら手順を追えるようにしています。
対象読者
これからホームページ設定を行う初心者の方、あるいは基本を再確認したい方を想定しています。専門用語は最小限にとどめ、必要な場合は具体例で補います。
本書で扱う主な内容
- ブラウザ(Firefox、Google Chrome、Microsoft Edge)のホームページ設定方法と注意点
- WordPressでの基本設定(サイトタイトル、表示設定、パーマリンクなど)
- セキュリティとバックアップの基本対策
- コンテンツ管理、デザイン、プラグインの設定例
- 公開手順と公開後の確認事項
利用方法と注意点
各手順は実際の画面に沿って記載します。作業前に必ずバックアップを取り、設定変更後は表示や動作を確認してください。初心者の方は一つずつ落ち着いて進めることをおすすめします。
2. ブラウザのホームページ設定方法
はじめに
各ブラウザでホームページを設定する方法を、操作手順の例とともにわかりやすく説明します。普段よく使うページをすぐ開けるようにしておくと便利です。
Firefox
- ホームページボタンで設定する場合
- 表示しているページのタブをホームボタンにドラッグ&ドロップします。ボタンが表示されていない場合は右上のメニューから表示できます。
- 設定画面から設定する場合
- メニュー > 設定 > ホーム を開きます。ホームパネルで「カスタムURL」を入力すると単一ページを設定できます。複数ページにしたいときは、開いているタブで「現在のページを使用」を選びます。
Google Chrome
- ホームボタンと起動時のページは別です。ホームボタンは常時表示するか切り替えできます。
- 設定 > 外観 で「ホームボタンを表示」をオンにし、表示したいURLを入力します。
- 起動時に開くページを設定する
- 設定 > 起動時 で「特定のページまたはページセットを開く」を選び、URLを追加します。複数ページを登録すると、起動時にそれらが順に開きます。
Microsoft Edge
- ホームボタンは初期で非表示なので、表示を有効にします。
- 設定 > 外観(または「Start, home, and new tabs」)でホームボタンを表示に切り替え、好きなページを指定します。
- 起動時の設定
- 設定 > 起動時(Start で)「特定のページを開く」を選び、URLを追加します。複数ページの起動も登録できます。
注意点とコツ
- URLはhttps://から始めるなど正確に入力してください。期限切れやリダイレクトがあるページは期待通り開かないことがあります。
- 複数ページを設定する際は、先に開いておいて「現在のページを使用」を使うと簡単です。
- 設定が反映されないときはブラウザを再起動してみてください。
3. WordPressでのホームページ公開時の設定
基本設定
- サイトタイトル・キャッチフレーズ: 管理画面→設定→一般で入力します。例:サイトタイトル「料理レシピ集」、キャッチフレーズ「毎日の簡単ごはん」。検索結果やブラウザのタブに表示されます。
- HTTPからHTTPSへ: サーバーでSSLを有効にし、WordPressのアドレスをhttpsに変更します(設定→一般)。リダイレクトはhtaccessやホスティングの設定で行います。
表示とコメント管理
- トップページを固定ページに設定: 設定→表示設定で「フロントページの表示」を固定ページに切り替えます。
- コメント機能の管理: 設定→ディスカッションで承認制やコメントの許可を設定します。不要なら無効にしてください。
パーマリンクと表示名
- パーマリンク構造: 設定→パーマリンクで「投稿名」などを選び、URLを見やすくします。
- 表示名とパスワード: ユーザー→プロフィールで表示名を変更し、強力なパスワードを設定します。パスワードは12文字以上、英数記号を混ぜると安全です。
コンテンツ管理
- 不要なサンプルページ・プラグインは削除します。
- カテゴリとタグを整理し、投稿の分類を分かりやすくします。
デザインとプラグイン
- テーマのインストール: 外観→テーマで公式や購入テーマを追加します。
- ウィジェット調整: 外観→ウィジェットでサイドバー等を整えます。
- プラグイン管理: 必要な機能だけを有効にし、定期的に更新します。
公開手順と制作中の対策
- 下書きから公開: 編集画面のステータスを「公開」に変更します。
- 制作中のアクセス制限: Basic認証やメンテナンスモードプラグインで第三者の閲覧を防ぎます。
各設定は変更後に表示を確認し、問題があればバックアップから復元できるようにしてください。












