初心者も安心!ホームページ記載の基本ルール完全ガイド

目次

はじめに

目的

この文書は、ホームページに記載すべき情報と正しい記載方法を分かりやすくまとめた入門ガイドです。名刺に載せるURLの書き方、著作権表示、引用の扱い、公開手順、ドメイン取得の注意点、HTMLによる作り方まで網羅します。

対象読者

  • 個人でサイトを運営したい方
  • 名刺や名刺代わりのURLを使う機会がある方
  • 初めて著作権や引用に注意する必要がある方
  • HTMLでホームページを作って公開したい初心者の方

本書で学べること

各章は具体例と手順を中心に書いています。実際に使える書き方や注意点を習得できます。法律の詳細な解釈や専門的な助言が必要な場合は、専門家への相談をおすすめします。

読み方のポイント

まず第2章の名刺のURLから読み進めると実務に役立ちます。制作や公開の段階では、第6章と第7章を合わせて参照してください。各章は独立して読めるように配慮しました。

注意事項

本書は一般的な情報提供を目的としています。内容は執筆時点の理解に基づきます。必ず最新の法令やサービス規約を確認してください。

名刺にのせるホームページURLの書き方とポイント

基本の書き方

名刺に載せるURLは正確で簡潔に書きます。誤字や不要な末尾スラッシュは避けます。例:https://example.com(末尾の/は通常不要)

wwwをつけるかどうか

wwwあり・なしはサイトの設定次第です。wwwなしでもアクセスできるなら省略して構いません。名刺では短く見えるほうが好まれます。

表記で必ず入れるもの

  • プロトコルは「https」を使います。安全性を示し信頼感が増します。
  • 独自ドメイン(例: yourname.com)を使うと覚えやすく信頼性が高まります。

デザインのポイント

  • フォントは読みやすい大きさにし、余白を確保します。
  • 長いパス(/products/item123)は省き、トップページへ誘導する短いURLにします。

簡素に見せる方法

  • www省略で短くする
  • 名刺にQRコードを置き、スマホで直接開けるようにする
  • 必要ならURL短縮サービスを使うが、信頼できるものを選びます

具体例(名刺表記)

  • フル表記: https://www.example.com
  • 短く: example.com
  • QR併記: example.com(QRコードを右側に)

ホームページに著作権表示を正しい書き方

なぜ著作権表示が必要か

著作権表示は作品の帰属を明示し、第三者に無断利用を避けさせるために役立ちます。法的効力を補強する意味でも、はっきり書いておくと安心です。

法人と個人の書き方(具体例)

  • 法人:© 2024 株式会社○○ All rights reserved.
  • 個人:© 2024 山田太郎 All rights reserved.
    「©」記号の代わりに「(C)」でも構いません。日本語で「無断転載を禁じます」と添えることもできます。

年の扱い(単年・範囲)

最初の公開年だけを書くか、更新が続く場合は範囲で示します。例:© 2020–2024 株式会社○○。更新年はサイト更新時に見直してください。

記載場所と表示の一貫性

通常はフッターに置き、全ページで同じ表記にします。視認性を高めるため、文字サイズは小さくても読みやすく保ってください。

注意点・便利な記載

  • 著作権者名は正式名称で記載します。
  • 利用条件を明示する場合は「利用規約」へのリンクを併記すると親切です。
  • 自動で年を更新するスクリプトを使うと管理が楽になります。

以上を守ると、訪問者に対して明確で信頼できる表示になります。

ホームページで正しい引用の書き方をマスターしよう

引用の基本

Web上の文章や画像を使うときは、出典を明確に示します。出典がはっきりしないと著作権侵害のリスクが高まります。引用は必要最小限に留め、自分の文章が主となるように書いてください。

記載すべき項目(例)

  • ページタイトル
  • 著者名(分かる場合)
  • Webサイト名
  • 公開日(分かれば)
  • 参照した日(アクセス日)
  • URL

例(参考文献の書き方):
山田太郎「Webデザインの基礎」みんなのデザイン 2020-05-10 URL: https://example.com/design(アクセス: 2025-11-29)

HTMLでの簡単な書き方

  • 引用部分はblockquoteで囲み、出典はリンクで示します。
    例:

引用文…山田太郎, Webデザインの基礎

よくある間違いと注意点

  • URLだけ貼って出典を示したつもりになる。ページタイトルや著者名も書きましょう。
  • 引用元の全文を丸写しするのは避ける。短く抜粋して自分の解説を加えてください。
  • 画像は出典表記に加え、使用許諾が必要な場合があります。許可が必要か確認してください。

適切な出典表記は読者の信頼を高めます。丁寧に書き、参照できるようにしておきましょう。

ホームページで正しく引用する方法とは

引用の基本ルール

引用する際は必ず出典を明記します。最低限、サイト名とURLを記載します。出典が書籍なら書籍名・著者名を添えます。短くても「どこから取ったか」が分かれば十分です。

ホームページから引用する書き方

形式はシンプルに「引用:◯◯」とし、◯◯にリンクを挿します。例:

  • 引用:サイト名
  • 引用:サイト名(https://example.com)

HTMLで書くなら

引用:サイト名

のようにします。

書籍や論文の引用

書籍は「引用:『書名』(著者名、発行年)」やページ番号を加えると親切です。例:引用:『入門書』(山田太郎、2018年、p.45)。

注意点

引用は必要最小限にとどめ、原文を改変しないようにします。長文を丸写しにすると著作権に触れる場合があります。出典は見やすい場所に置き、読者が元情報へ簡単にたどれるようにしましょう。

ホームページの公開方法を初心者向けに解説

はじめに
ホームページを公開する流れは大きく4つの手順です。ドメイン取得、サーバー準備、ドメインとサーバーの接続、データのアップロードです。以下で順にやさしく説明します。

1) ドメイン取得
・ドットの前(例: example.com の “example”)は空いていれば自由に決められます。会社名やサービス名を入れると覚えやすくなります。
・希望の名前が取れないときは末尾に「-inc」など短い語をハイフンでつなげると取得しやすくなります。
・登録はドメイン登録サービスで行います。料金や更新時期を確認してください。

2) サーバー準備
・レンタルサーバーやクラウドを契約します。個人や小規模サイトは共有レンタルサーバーで十分です。
・契約後、管理画面でFTP/SFTP情報やドキュメントルート(公開フォルダ)を確認します。

3) ドメインとサーバーの接続
・ドメイン管理画面でネームサーバーをホスティング会社の指定に変更するか、DNSでAレコードをサーバーのIPに向けます。
・反映には数時間から72時間ほどかかることがあります。短時間で確認したいときはDNSの状況確認ツールを使います。

4) データのアップロード
・FTP/SFTPまたはホスティングのファイルマネージャーでHTMLや画像を公開フォルダにアップロードします。
・トップページは通常 index.html や index.php にします。

公開後の作業
・必ずブラウザで表示確認し、スマホやPCで見た目をチェックします。
・SSL(https)を有効にしてください。多くのホスティングは無料のLet’s Encryptに対応しています。
・Googleサーチコンソールにサイトを追加し、「URL検査」からインデックス登録をリクエストすると検索に表示されやすくなります。ロボット向けの設定(robots.txt)やサイトマップの送信もおすすめです。

はじめてのHTML – ホームページの作り方・公開までの手順

準備

テキストエディタ(メモ帳やVS Codeなど)を用意します。作業ファイルは最初にsample.txtで作っても構いませんが、完成したら拡張子を”sample.html”に変更して保存します。

基本のHTML構造(例)

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>サンプルページ</title>
</head>
<body>
  <h2>見出し</h2>
  <p>ここに本文を書きます。</p>
</body>
</html>

見出しは

タグ、文章は

タグで書きます。

ブラウザで確認

保存したsample.htmlをダブルクリックするとブラウザで表示されます。編集→保存→再読み込みで変更を確認します。

公開の基本手順

  1. ホスティングを選ぶ(レンタルサーバー、GitHub Pages、無料の静的ホスティングなど)。
  2. ファイルをアップロードまたはリポジトリにプッシュする。
  3. ドメインを設定する(必要なら)。

初心者はまずローカルで作ってブラウザ確認、その後GitHub Pagesなど手軽な方法で公開するとよいです。

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