はじめに
本ドキュメントの目的
本ドキュメントは「ホームページビルダー22」について、ダウンロード方法、製品概要、インストール手順、体験版の起動方法、価格情報、サポート期間、最新版情報を丁寧に解説することを目的としています。初心者でも迷わないように、具体例や注意点を交えて説明します。
読者対象
主に次の方を想定しています。
– これからホームページビルダーを使ってサイトを作ろうと考えている初心者
– 既に使っているがバージョン22の導入を検討している中級者
基本的なパソコン操作(ファイルの保存やインターネット接続)ができれば読み進められます。
本書の使い方
各章は独立して読める構成です。まず第2章で製品概要を確認し、必要なら第3章以降でダウンロードからインストール、体験版の起動まで順に進めてください。問題が起きた場合は該当章の注意点を先にご覧ください。
前提条件
- インターネット接続が可能であること
- 対応OSや必要な空き容量は第4章で確認してください
本書の構成
全8章で、手順と注意点を中心に扱います。初心者向けの図解や用語解説も交えて説明します。
ホームページビルダー22について
概要
ホームページビルダー22は、プログラミング知識がなくても高品質なホームページを作れる買い切り型ソフトです。日本語対応で、テンプレートやウィザードを使えば短時間で見栄えの良いサイトを作成できます。
対応環境
対応OSはWindows 8.1/10/11です。Macには対応していません。日本語表示・入力に最適化されています。
主な機能(具体例付き)
- テーブルやリストの挿入:商品一覧や仕様表を簡単に作成できます。
- スタイルシート編集:用意されたデザインを微調整したいとき、CSSパネルで色や余白を変更できます。
- XMLサイトマップ作成:検索エンジン向けにサイト構造を自動生成します。
- FTP転送:完成したファイルをそのままサーバーにアップロードできます。例:会社サイトを公開する流れがスムーズです。
- WordPress連携:既存のWordPressサイトと連携して投稿や画像を扱えます(ホスティング環境が必要です)。
- 画像編集・動画編集ソフトの同梱:写真のトリミングや簡単な動画編集が可能です。
向いている人・用途
- 初めてサイトを作る個人や小規模事業者
- テンプレート中心に手早く作りたい方
- ローカルで編集してから一括で公開したい方
注意点
買い切り型ですが、OS非対応や外部サービスの仕様変更には注意が必要です。高度な機能は多少の知識があると活用しやすいです。
ダウンロード方法
ダウンロードは、株式会社ジャストシステムの公式サイトから行います。ここでは初心者の方でも迷わないよう、手順と注意点を分かりやすく説明します。
手順(簡単4ステップ)
- 公式サイトの「体験版ダウンロード」ページを開きます。
- ページ内の「体験版ダウンロード」ボタンをクリックします。ブラウザが自動でダウンロードを開始します。
- ダウンロードが完了したら、保存されたファイル(多くは.zip形式)を確認します。保存場所は「ダウンロード」フォルダが一般的です。
- ファイルを解凍(展開)します。Windowsならファイルを右クリックして「すべて展開」を選びます。Macならダブルクリックで展開できます。
注意点
- 公式サイトからダウンロードすることで、安全に入手できます。第三者の配布サイトは避けてください。
- ダウンロードが途中で止まる場合は、ブラウザを再起動するか、別のブラウザで試してください。
- ウイルス対策ソフトがダウンロードをブロックすることがあります。その場合は、公式サイトで配布元を確認のうえ、一時的に設定を見直してください。
よくあるトラブルと対処法
- ファイルが見つからない:ブラウザのダウンロード履歴を確認するか、パソコンの「ダウンロード」フォルダを探してください。
- 解凍できない:別の解凍ソフト(Windowsの標準機能やMacのアーカイブユーティリティ)で試してください。
以上の手順で、体験版を安全にダウンロードして解凍できます。次はインストール方法を説明します。
インストール方法
はじめに
ダウンロードと解凍が終わったら、インストールを開始します。ここでは体験版の標準的な手順をやさしく説明します。
インストール前の準備
- 解凍したフォルダーを開き、READMEやインストール手順を確認してください。
- 管理者権限が必要な場合があります。権限があるアカウントで実行してください。
インストール手順
- 解凍後に表示されるインストール画面の実行ファイルをダブルクリックします。\
- 利用許諾契約(EULA)が表示されます。内容を読み、同意する場合は「同意する」を選んで先へ進みます。\
- インストールタイプの選択画面で「クラシックタイプ」と「SPタイプ」のどちらかを選んでください。\
- クラシックタイプ:従来の画面や機能を使いたい方向けです。\
- SPタイプ:新しい機能やインターフェースを使いたい方向けです。\
- インストール先フォルダーを指定し、インストールを開始します。進捗バーが表示され、完了まで待ちます。
注意点
- 両タイプは互換性がありません。例えば、クラシックで作成したプロジェクトをSPでそのまま開くと表示や動作が変わる可能性があります。選択はよく検討してください。
- インストール中にセキュリティソフトが警告する場合は、公式の案内に従って許可してください。
インストール後
インストールが完了するとデスクトップやスタートメニューにアイコンが表示されます。アイコンをクリックして起動し、初回設定やサンプルの読み込みを行ってください。
体験版の起動方法
起動手順(クラシック版)
- デスクトップまたはスタートメニューの「ホームページビルダー22(クラシック)」アイコンをダブルクリックします。
- 初回は案内画面(ようこそ画面や機能紹介)が表示されますので、内容を確認して「閉じる」や「×」で案内を閉じます。
- 案内を閉じると編集画面が開き、すぐに体験版として利用できます。
起動手順(SP版)
- 「ホームページビルダー22 SP」アイコンをダブルクリックします。
- クラシック版と同様に案内画面が表示されます。案内を閉じるとSP版の操作画面に移行します。
案内画面を非表示にする方法
案内画面に「次回から表示しない」や「この画面を表示しない」のようなチェックボックスがあれば、それをオンにして閉じてください。設定メニューの「環境設定」や「起動時の設定」から案内表示をオフにできる場合もあります。
起動時のよくある問題と対処
- 起動しない:一度パソコンを再起動してから再試行してください。セキュリティソフトが起動をブロックしている場合があるので、通知を確認します。
- 案内が消えない:案内画面のボタンやチェックが見当たらないときは、ウィンドウ右上の「×」で閉じてください。設定で再表示の有無を変更できることが多いです。
補足(初回の注意点)
体験版は起動時に利用規約や簡単な確認が求められることがあります。表示された案内は最後まで読み、同意や確認ボタンを押してから操作を始めてください。
価格情報
価格一覧
- ビジネスプレミアム(通常版・パッケージ):27,000円
- ビジネスプレミアム(ダウンロード版):25,000円
- スタンダード(パッケージ):16,000円
- スタンダード(ダウンロード版):15,000円
上記以外にもエディションやキャンペーン価格が設定されることがあります。購入前に公式ページで最新の金額を確認してください。
パッケージ版とダウンロード版の違い
パッケージ版は箱や操作ガイドが付属することが多く、手元に形として残ります。ダウンロード版は購入後すぐに使い始められ、配送を待つ必要がありません。値段はダウンロード版が若干安く設定されていることが多いです。
購入時の注意点
- ライセンス数や利用範囲(家庭用・商用)を確認してください。
- アップグレード版や乗換え版がある場合、条件を満たすと割引が適用されます。
- 返品・返金やサポートの期間は販売元の規約に従います。購入前に確認してください。
どのエディションを選ぶかの目安
- 事業や法人で使うならビジネスプレミアムを推奨します。機能が充実しています。
- 個人や趣味での利用ならスタンダードで十分な場合が多いです。
- 迷ったら体験版で操作感を試してから購入することをおすすめします。
サポート期間
ホームページ・ビルダー22のサポート期間は、2028年3月31日まで提供されます。この期間中は、公式の更新や技術的な支援を受けられます。
サポートで受けられる内容
- セキュリティパッチや不具合修正の配布
- 使い方に関する問い合わせ対応(公式のFAQや問い合わせフォーム)
- 一部の環境変化に合わせた互換性対応や案内
たとえば、動作するブラウザやOSに変更があった場合、問題が確認されれば修正や対策情報が出ることがあります。日常的な操作で困ったときは公式のサポートページを参照してください。
旧バージョンや複数バージョンの扱い
サポート期間内は旧バージョンを引き続き使えますし、複数バージョンを同一PCにインストールして併用することも可能です。例として、制作中のサイトを安全に保つために古いプロジェクトはバージョン20で管理し、新機能を試すためにバージョン22を別フォルダにインストールするといった運用が考えられます。
利用時の注意点とおすすめ手順
- インストール前にライセンス情報やシリアルを確認してください。2. バージョンを切り替える際はプロジェクトのバックアップを必ず作成してください。3. 公式サイトで更新情報やサポート終了の通知を受け取る設定をしておくと安心です。
サポート終了後について
2028年3月31日を過ぎると、公式の更新や修正は原則提供されなくなります。ソフト自体は動作することが多いですが、新たな脆弱性や互換性問題が発生しても対応が難しくなりますので、重要なサイト運営には早めの対策(別バージョンへの移行やバックアップ強化)を検討してください。
最新版情報
概要
ホームページビルダー22は2017年に発売され、リリースから7年以上が経過しています。最新バージョンはホームページ・ビルダー23であり、約5年ぶりのメジャーアップデートとして登場しました。既存ユーザーは新機能や互換性の改善に注目すると良いでしょう。
主な変更点(例)
- 操作画面の見直しで使いやすさを向上
- モバイル表示やレスポンシブ対応の強化
- テンプレートやデザインの追加
これらは具体例であり、実際の機能は製品の公式情報で確認してください。
アップグレード時のポイント
- 現行のサイトデータは必ずバックアップしてください。2. 使用中のプラグインや外部サービスとの互換性を事前に確認すると安心です。3. 体験版で操作感を試してから購入を検討すると失敗が少なくなります。
対応環境と注意点
最新バージョンはOSやブラウザの対応範囲が変わることがあります。購入前に公式の動作環境を確認してください。また、古いバージョンからの移行作業では、デザイン崩れが起きる場合があるため、段階的に確認しながら作業することをおすすめします。












