パンくずリストとデザインの基本から応用まで徹底解説

目次

はじめに

目的

本ドキュメントは、パンくずリスト(breadcrumb)のデザインと実装を、実務にそのまま使える形でまとめたものです。コピペ可能なCSS例や見た目のパターン、UXやSEOに配慮したポイントを具体的に示します。

対象読者

Webデザイナーやフロントエンドエンジニアを主な対象とします。HTMLとCSSの基礎知識があれば、すぐに試せる内容にしています。初心者の方も、例を追いながら理解できるよう配慮しました。

本書で得られること

  • 実用的なマークアップとCSSの例
  • おしゃれで使いやすいデザインパターン
  • アクセシビリティやSEOを損なわない見せ方のコツ
    具体例を多めにして、実装の手間を減らします。

前提と注意点

動作は主にモダンブラウザを想定します。シンプルさを重視するため、JavaScriptを最小限に抑えた実装を中心に扱います。プロジェクト固有の要件がある場合は、ここで示すパターンを基に調整してください。

2. パンくずリストとは何か?「役割」と「前提」をおさらい

概要

パンくずリストは、Webサイト内の階層構造と現在位置を示すナビゲーション要素です。ユーザーは現在のページがサイトのどの部分にあるか一目で把握できます。

基本構造(例)

ホーム > カテゴリ > サブカテゴリ > 記事
上記のように、上位ページから現在ページへ順に並べ、区切り記号(>、/ など)でつなぎます。

役割

  • 現在位置の可視化:迷わずに今どこにいるか分かります。
  • 上位階層への導線:ワンクリックでカテゴリやトップに戻れます。
  • 探索の助け:関連する上位ページへ遡って別の情報を見つけやすくします。
  • SEO効果の補助:構造が明確だと検索エンジンの理解に寄与する場合があります。

使用の前提

  • サイトに明確な階層構造があることが前提です。単一ページやフラットな構成では不要な場合が多いです。
  • メインナビゲーションと重複しないように配慮してください。

デザイン上の注意点

  • 視認性を保ちつつ、主役のコンテンツを邪魔しないデザインにします。
  • 区切り記号やリンクの見た目で誤解が生じないようにします(例えば区切り記号をクリック可能に見せない)。
  • スマホでは文字数を短くしたり折り返しを考えたりして扱います。

3. パンくずリストの基本マークアップとCSSの土台

HTMLの基本構造

パンくずはセマンティックな要素で囲み、支援技術に伝えます。

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