はじめに
「AWS IDって、AWSアカウントにログインするときのIDのこと?」
「AWS Builder ID(ビルダーID)を作ると、AWSのサービスや料金管理もできるの?」と迷っていませんか。
AWSの学習サービスや開発者向けツールを使おうとしたときにBuilder IDの作成画面が表示され、普段使っているAWSアカウントと何が違うのか分からず迷うことがあります。
この記事では、AWS Builder IDの特徴や作成する場面、AWSアカウントとの違い、どちらを使えばよいかの判断方法まで順を追って説明していきます。
AWS ビルダーIDとは?

AWS ビルダーIDは、AWSの一部のサービスやコミュニティ機能などを利用するために、個人単位で作成できる無料のIDです。
AWS ビルダーIDの役割を理解するときは、まず個人向けのIDであることと、AWSアカウントとは別の仕組みであることを分けて確認しましょう。
AWS ビルダーIDは個人向けの無料ID
AWS ビルダーIDは、個人が無料で作成できるIDです。
会社や組織から発行されるものではなく、自分のメールアドレスで登録し、AWSの一部サービスやコミュニティ機能を利用するときに使います。
AWSアカウントとは別に使うID
AWS ビルダーIDとAWSアカウントは、それぞれ役割が異なります。
AWSアカウントはクラウドサービスやリソースの利用・管理に使いますが、AWS ビルダーIDは個人として対象サービスへログインするためのIDです。
そのため、AWSアカウントを持っていても、必要に応じてAWS ビルダーIDを別に作成します。
AWS ビルダーIDでできること
AWS ビルダーIDを作成すると、AWSアカウントとは別に、AWSが提供する学習コンテンツやコミュニティ、開発者向けサービスへサインインできます。
ここでは、AWS ビルダーIDで利用できるサービスと、学習・コミュニティ活動・開発での活用方法を順番に確認していきましょう。
AWS Builder CenterやAWS Skill Builderなどを利用できる
AWS ビルダーIDを使うと、AWS Builder CenterやAWS Skill Builderなど、対応するサービスへサインインできます。
AWSアカウントとは別に、登録したメールアドレスを使って学習コンテンツや開発に役立つ情報へアクセスできます。
AWS Skill Builderを使って学習を始めたいものの、無料でどこまで利用できるのか気になる場合は、料金や利用できる学習コンテンツも確認しておくと安心です。
▶AWS Skill Builderとは?料金や無料でできることを解説
AWSの学習やコミュニティ活動に活用できる
AWS ビルダーIDは、AWSについて学んだり、コミュニティ活動に参加したりするときにも活用できます。
AWS Skill Builderで学習コンテンツを利用するなど、個人のIDでAWSの知識やスキルを身につけたい場合に便利です。
AWSの開発者向けサービスにも利用できる
AWS ビルダーIDは、対応するAWSの開発者向けサービスへのサインインにも利用できます。
利用したいサービスでAWS ビルダーIDによるサインインが案内されている場合は、作成したIDを使ってアクセスしましょう。
AWS ビルダーIDとAWSアカウントの違い
AWS ビルダーIDとAWSアカウントは、どちらもAWSに関連するIDですが、利用する目的や管理する情報が異なります。
ここでは、利用目的や料金の扱いを整理したうえで、AWS ビルダーIDとAWSアカウントをどのような場面で使い分けるのか順番に確認していきましょう。
利用目的と管理する情報が異なる
AWS ビルダーIDは、学習やコミュニティなど対応するサービスへのサインインに使う個人向けのIDです。
一方、AWSアカウントはクラウドサービスやリソース、アクセス権限などを管理するために使用します。
AWSのサービス利用や料金の扱いが異なる
AWS ビルダーIDは無料で作成でき、AWSのクラウドサービスの利用料金を管理するアカウントではありません。
Amazon EC2やAmazon S3などを利用した料金はAWSアカウントで管理するため、請求や支払いもAWSアカウント側で確認します。
両方のIDを使い分ける場面
学習やコミュニティなどではAWS ビルダーID、AWS上でリソースを作成・管理するときはAWSアカウントを使用します。
両方を持っている場合は1つにまとめるのではなく、利用するサービスのサインイン方法に合わせて使い分けましょう。
AWS ビルダーIDはどんな人に必要か
AWS ビルダーIDは、AWSのクラウド環境を契約するためではなく、AWSの学習やコミュニティ、開発者向けサービスを利用したい人に必要となるIDです。
ここでは、どのような人にAWS ビルダーIDが必要なのかを整理し、AWSアカウントとの違いも踏まえて登録するか判断できるように確認していきましょう。
利用目的と管理する情報が異なる
AWS ビルダーIDは、学習やコミュニティなど対応するサービスへのサインインに使う個人向けのIDです。
一方、AWSアカウントはクラウドサービスやリソース、アクセス権限などを管理するために使用します。
AWSのサービス利用や料金の扱いが異なる
AWS ビルダーIDは無料で作成でき、AWSのクラウドサービスの利用料金を管理するアカウントではありません。
Amazon EC2やAmazon S3などを利用した料金はAWSアカウントで管理するため、請求や支払いもAWSアカウント側で確認します。
両方のIDを使い分ける場面
学習やコミュニティなどではAWS ビルダーID、AWS上でリソースを作成・管理するときはAWSアカウントを使用します。
両方を持っている場合は1つにまとめるのではなく、利用するサービスのサインイン方法に合わせて使い分けましょう。
AWS ビルダーIDを作るべきか判断するポイント
AWS ビルダーIDを作るか迷っている場合は、登録に料金がかかるか、AWSアカウントが必要か、利用したいサービスでどのIDを使うかを確認すると判断しやすくなります。
すべてのAWSサービスをビルダーIDで利用できるわけではないため、利用するサービスに必要なIDを確認してから登録するか判断しましょう。
登録は無料で始められる
AWS ビルダーIDは無料で作成でき、登録料や月額料金もかかりません。
利用したいサービスでAWS ビルダーIDが必要になった場合も、費用をかけずに登録できます。
AWSアカウントがなくても作成できる
AWS ビルダーIDは、AWSアカウントを持っていなくても作成できます。
AWSのクラウドサービスを契約する必要もなく、自分のメールアドレスを使って登録できます。
AWS ビルダーIDではなく、EC2やS3などのAWSサービスを実際に利用したい場合は、AWSアカウントの作成方法も確認しておきましょう。
▶AWSアカウントの作成方法は?登録手順をわかりやすく解説
利用するサービスによって必要なIDが異なる
AWSのサービスによって、AWS ビルダーIDとAWSアカウントのどちらを使うかは異なります。
すべてのサービスでAWS ビルダーIDを使えるわけではないため、利用したいサービスの案内を確認してから登録しましょう。
まとめ
AWS ビルダーIDは、AWSの学習やコミュニティなど、対応するサービスを個人として利用するための無料IDです。
AWSリソースや料金を管理するAWSアカウントとは役割が異なるため、同じものとして考える必要はありません。
AWS Skill Builderなどを利用したい場合はAWS ビルダーID、Amazon EC2やAmazon S3などのリソースを利用・管理する場合はAWSアカウントと覚えておくと分かりやすいでしょう。
どちらが必要か迷ったときは、利用したいサービスのサインイン方法を確認して、自分の目的に合ったIDを使い分けてみてください。











