目次
はじめに
ハンドメイドピアス作りを始めたい方へ向けた入門ガイドです。
目的
このドキュメントは、初心者の方が無理なくピアス作りを楽しめるよう、必要な道具の紹介や基礎知識、実際に作るときの注意点をまとめています。透明感のあるレジンピアスと、工具が少なくて済む丸カン+フックの作り方を中心に解説します。
対象読者
・手芸が初めての方
・ピアス作りに興味がある方
・道具を揃える前に基本を知りたい方
本書の流れ
第2章でレジンを使った透明なピアスの作り方、第3章で丸カンとフックだけで作る簡単なピアスと必須工具を紹介します。写真や具体的な手順で分かりやすく説明します。
安全と準備の基本
作業は換気の良い場所で行い、手袋や保護メガネを用意してください。レジンは直接肌につけないようにし、硬化前の扱いに注意します。
まず揃える簡単リスト
- ピアス金具(フック、丸カンなど)
- ニッパーとペンチ(丸カンを開閉するため)
- UVレジン(またはエポキシレジン)と硬化ランプ
- シリコンモールド、着色料やラメ
続く章で、写真つきの手順やコツを丁寧にご紹介します。
超簡単&時短!ガラスみたいに透けるレジンハンドメイドピアスの作り方
用意する材料
- UV/LED硬化レジン(クリア)
- 着色レジンカラー(液状のもの)
- シリコンモールド(丸やしずく型など)
- グリッター・小さなストーン
- 透明な樹脂ピアス金具(ポスト一体型)
- 調色パレット、マイクロスプーン
- エンボスヒーター(またはライター)、ピンセット
- 接着剤(必要に応じて)、UV-LEDライト
下準備
作業は換気の良い場所で行い、手袋と保護メガネを着用します。モールドはホコリを除去し、工具を手元に揃えておきます。
作り方(時短レシピ)
- モールドに薄めのクリアレジンを少量注ぎ、エンボスヒーターで気泡を取ります。UVライトで指示時間だけ硬化させ、ベースの薄い透明層を作ります。
- 裏側から見せたい色や模様を着色レジンで盛ります。グリッターや小石を加えると高級感が出ます。気泡はエンボスヒーターで取り除きます。
- 着色が半硬化状態のときに、透明ピアスポストを裏側に差し込み、軽く押して位置を決めます。完全硬化させます。これで金具の接着工程を省けます。
- 表面に薄くクリアコートを施し、表面の光沢を整えます。装飾を追加する場合はコーティング前に行います。
- 完全硬化後にモールドから外し、必要ならエッジをやすりで整えます。
コツと注意点
- レジンは薄層で作業すると気泡が入りにくく、硬化も早くなります。
- ポストはまっすぐ差し込み、傾きを確認してから完全硬化してください。
- 換気と保護は必須です。肌に触れたらすぐに洗い流してください。
作業は慣れれば30〜60分で1ペア作れます。基本操作だけで透け感のある上品なピアスが短時間で作れます。
初心者向け:丸カンとフックだけで作る簡単ハンドメイドピアスと必須工具ガイド
はじめに
丸カンとフックだけで作るピアスは、材料も工程もシンプルで初心者に向いています。基本の工具3つを覚えれば、短時間できれいに仕上げられます。
必須工具(使い方と具体例)
- 平ペンチ
- 金具をしっかりつかんで動かさないようにする際に使います。例えば丸カンの一方を固定する時に便利です。
- 丸ペンチ
- 金属線やピンの先をきれいに丸めるために使います。ビーズを通したピンで丸いストップループを作るときに役立ちます。
- ニッパー
- 金属パーツやワイヤーを切るときに使います。切り口はニッパーで切った後に丸ペンチで整えます。
基本レシピ:丸カン+フックの作り方(材料)
- 丸カン(3〜5mm)
- ピアスフック(1ペア)
- チャームや小さなパーツ
手順:
1. 丸カンを平ペンチで片側をつかみ、反対側を指か丸ペンチでつまみます。
2. 引き離すのではなく左右にねじるように開きます。
3. チャームとピアスフックを丸カンに通します(順番は自由です)。
4. 平ペンチと丸ペンチで閉じるときもねじる動作で合わせ、隙間をなくします。
応用:ビーズをつける簡単な方法
- ヘッドピンにビーズを通し、丸ペンチでピンを90度曲げます。
- ピンをニッパーで2〜3mm残して切り、丸ペンチで端を丸めてループを作ります。
- ループを丸カンやフックに通して閉じます。
あると便利なアイテム
- 作業マット(小さな部品を見失いにくくなります)
- 小分けケース(パーツを種類ごとに分けて管理できます)
- ルーペや小型ライト(細かい作業が楽になります)
作業のコツと注意点
- 丸カンは必ずねじるように開閉すると強度が保てます。
- ニッパーで切った後の断面は指先で触って危なくないか確認してください。
- 初めは安価な材料で練習すると失敗を気にせず試せます。












