はじめに
目的
本ドキュメントは、Webexの使い方を幅広く調査し、特に録画に関する操作や注意点をわかりやすくまとめることを目的としています。初心者から中級者までが実務で活用できる情報を優先しました。
対象読者
・Web会議やウェビナーを主催する方
・会議を録画して共有したい方
・トラブル時の解決策を知りたい方
この記事で学べること
・Webexの基本操作の要点
・録画の複数の手法と設定
・よくあるトラブルとその対処法
・外部ツールとの連携方法の概要
読み方の案内
次章以降で画像付きの具体手順や別ツールの使い方を解説します。まずはこの章で目的と構成をつかんでください。必要な場面に応じて該当章へ進むと効率的です。
記事①：【2025年版】Webexの録画方法を画像付きでわかりやすく解説！（Notta公式ブログ）
概要
Webexでの録画方法を、画像を交えてわかりやすく説明します。主に「自分のコンピューターに保存する方法」と「クラウドに保存する方法」の2つを紹介します。録画は会議ホスト（または許可された共同ホスト）が開始できます。
1. コンピューターに保存する方法（オフライン視聴可）
1) ミーティング中に画面下の「録画」ボタンを押します（画像①）。
2) 保存先を「このコンピューター」に選択（画像②）。
3) 録画を停止すると、自動でローカルフォルダにファイルが保存されます（画像③）。
ポイント：保存されたファイルは会議終了後にMP4形式に変換され、オフラインで再生できます。
2. クラウドに保存する方法（どこでもアクセス可能）
1) 録画ボタンを押し、保存先で「クラウド」を選びます（画像④）。
2) 録画終了後、Webexのクラウドにアップロードされます（画像⑤）。
ポイント：容量を気にせず共有リンクを発行して他の参加者と共有できます。
MP4変換と注意点
録画データは会議終了後にサーバーでMP4に変換されます。変換に時間がかかる場合があります。Web版（ブラウザ）では録画機能が使えないため、アプリ版の利用を推奨します。
Nottaとの連携（文字起こし）
Nottaと連携すると、録画から自動で文字起こしできます。会議音声をアップロードするだけでテキスト化され、検索や編集が簡単になります。画像付き手順では、Nottaにファイルを送る操作も図解しています。
記事②：Webexのミーティング＆ウェビナーを録画する3つの方法！（Wondershare DemoCreator）
はじめに
Webexのミーティングやウェビナーを録画する方法を3つに分けてわかりやすく説明します。用途や操作環境に合わせて選べます。
方法1：Wondershare DemoCreatorを使う（画面録画ソフト）
- DemoCreatorを起動し、録画モードで「画面範囲」を指定します（全画面／ウィンドウ／カスタム）。
- マイクとシステム音声を有効にし、必要ならウェブカメラを同時に録画します。
- 録画ボタンを押してWebex画面を録画開始、終了後はDemoCreator内でトリミングや注釈などのリアルタイム編集が可能です。
利点：録画範囲を細かく指定でき、編集機能が充実しています。Webexの録画機能とは別にローカルで録るため、会議側の録画通知は表示されません。ただし、必ず参加者の許可を得てから録画してください。
方法2：Webexのクラウド録画（ホスト向け）
- ホストがミーティング中に「録画」→「クラウド」を選択します。
- 録画はWebexクラウドに保存され、完了後に共有リンクを発行できます。
利点：録画の共有が簡単で、自動で保管されます。欠点：録画開始時に参加者へ通知されます。
方法3：Webexのローカル録画（ホストのみ）
- ホストが「録画」→「このコンピュータに録画」を選択します。
- 終了後、MP4などのファイルがローカルに保存されます。
利点：ネット接続に依存せず手元で管理できます。欠点：ホスト権限が必要で、開始時に参加者へ通知されます。
注意点
録画はプライバシーや社内規程、法律に関わります。必ず参加者へ録画の目的と範囲を説明し、同意を得てから行ってください。
