Webサイトの企画書のテンプレートと書き方|そのまま使える例付き

目次

はじめに

「Webサイトの企画書ってどう書けばいいの?」
「とりあえず作ってみたいけど、何から手をつければいいか分からない…」
「上司やクライアントに出せるレベルの形にできるか不安…」

そんなふうに感じて、手が止まってしまうことはありませんか。

Webサイトの企画書は、特別なスキルがないと書けないものではありません。
実際には、「誰に向けて」「何を伝えて」「どんな成果を出したいか」を、順番に整理していくだけで形になります。

ただ、いきなりゼロから考えようとすると、どこまで書けばいいのか分からず、必要以上に時間がかかってしまうことも多いです。

そこでこの記事では、コピペしてそのまま使えるテンプレートをもとに、どの項目に何を書けばいいのかを順番に確認しながら、迷わず企画書を作れるようにしていきます。

Webサイトの企画書のテンプレート

ここからは、実際にそのまま使えるWebサイトの企画書のテンプレートを紹介します。目的やターゲットが決まっていても、いざ企画書を書こうとすると「何をどの順番で書けばいいのか」で悩みがちです。

まずは汎用的に使える基本構成を押さえ、そのまま貼り付けて使えるテンプレート全文まで確認することで、迷わずすぐに作成を進められるようにしていきます。

Webサイトの企画書の基本テンプレート

以下の項目をそのまま上から順に入力すれば、A4で1〜2ページの企画書としてそのまま使えます。

タイトルに「サイト名(仮)」、目的に「問い合わせ月20件」、ターゲットに「30代男性・会社員・年収400万円前後」のように、数字と具体条件を必ず入れて埋めていきます。

【タイトル】
〇〇サイト制作企画書(2026年4月版)

【目的】
問い合わせ月20件獲得、資料請求月50件獲得

【ターゲット】
30代男性、会社員、既婚、スマホ利用が中心、平日20時以降に閲覧

【現状の課題】
月間アクセス1,000PV、直帰率70%、問い合わせ月5件

【解決方針】
トップページでサービス内容を3秒以内に伝え、CTAボタンをファーストビュー内に1つ配置

【サイト構成】
トップページ1ページ+下層5ページ(サービス紹介、料金、事例、お問い合わせ、会社情報)

【コンテンツ内容】
サービス紹介は1ページあたり2,000文字、事例は3件掲載、画像は各ページ3枚以上使用

【導線設計】
全ページ下部に問い合わせボタン設置、トップページに固定ヘッダーでCTA表示

【デザイン方針】
白背景+メインカラー1色(#000000など)、フォントはゴシック体で本文16px

【KPI】
公開3ヶ月後にアクセス3,000PV、問い合わせ月20件、直帰率50%以下

【スケジュール】
企画3日、デザイン7日、制作14日、公開まで合計24日

【予算】
制作費30万円、運用費月2万円

Webサイトの企画書のテンプレート|コピペ用

そのまま貼り付けて使える形で、各項目に数値と条件を入れて1枚で完成させます。

【タイトル】
〇〇サイト制作企画書(2026年4月)

【目的】
問い合わせ月20件獲得、資料請求月50件獲得

【ターゲット】
30代男性、会社員、年収400万円前後、スマホ利用率80%、閲覧時間は平日20時〜23時

【現状】
月間アクセス1,000PV、直帰率70%、平均滞在時間40秒、問い合わせ月5件

【課題】
ファーストビューにサービス説明がなく3秒以内に内容が伝わらないため離脱率が高い

【改善方針】
ファーストビューにキャッチコピー20文字以内とCTAボタン1つを配置し、スクロールせずに問い合わせ導線を表示する

【サイト構成】
トップページ1ページ、下層5ページ(サービス紹介1ページ、料金1ページ、事例3ページ、問い合わせ1ページ、会社情報1ページ)

【コンテンツ内容】
サービス紹介は2,000文字、料金は表形式で3プラン、事例は1記事1,000文字で3件掲載、各ページ画像3枚以上使用

【導線設計】
全ページ下部に問い合わせボタン設置、トップページはヘッダー固定でCTAボタン常時表示

【デザイン】
背景色は白、メインカラーは黒1色、本文フォントは16px、見出しは24pxで統一

【KPI】
公開3ヶ月後にアクセス3,000PV、問い合わせ月20件、直帰率50%以下、平均滞在時間1分30秒

【スケジュール】
企画3日、ワイヤー作成3日、デザイン7日、コーディング14日、公開まで合計27日

【予算】
制作費30万円、保守運用費月2万円

Webサイトの企画書の基本構成

Webサイトの企画書は、思いついた内容をそのまま書き出すのではなく、「何のために作るのか」「誰に届けるのか」「どんな構成にするのか」を順番に整理して書くことで、一貫した内容になります。

ここでは、企画書に必ず入れておくべき基本項目を5つに分けて、それぞれ何を書けばいいのかを具体的に確認していきます。

目的・ゴール

目的とゴールは、「何をどれくらい増やしたいのか」を数字で決めておくことが大切です。

たとえば、問い合わせを増やしたいなら「公開3ヶ月後に月20件」、資料請求なら「6ヶ月以内に月50件」、購入なら「3ヶ月後に月30件」のように、行動と件数をセットで決めます。

あわせて、「公開後3ヶ月」「6ヶ月以内」といった期限も入れておくと、あとから達成できたかを判断しやすくなります。

数字と期間を決めておけば、公開後に「どこを改善すればいいか」が分かりやすくなり、次の行動にも迷いにくくなります。

ターゲット

ターゲットは、「どんな人に見てもらいたいか」を1人に絞って具体的に決めておくことが大切です。

たとえば、「30代男性・会社員・年収400万円前後・スマホ利用が中心・平日20時〜23時に見ることが多い」といったように、年齢や仕事だけでなく、いつ・どんな環境で見るのかまで決めます。

ここまで具体的にしておくと、その人に合う言葉の選び方や、押しやすい場所へのボタン配置、読みやすいページの流れを考えやすくなります。

反対に、「20〜50代の男女」のように広く決めてしまうと、誰に向けた内容なのかがぼやけてしまい、文章やデザインも伝わりにくくなってしまいます。まずは1人をイメージして作ることで、結果的に必要な人に届きやすいページになります。

サイト構成

サイト構成は、「どのページを何ページ作るか」を最初に決めておくと、全体が整理しやすくなります。

たとえば、「トップページ1ページ、サービス紹介1ページ、料金ページ1ページ、事例ページ3ページ、お問い合わせ1ページ、会社情報1ページ」のように、必要なページと枚数を先に決めておきます。

ここまで決めておくと、「あとでページを増やしたい」「この内容をどこに入れるか分からない」と迷いにくくなり、制作もスムーズに進めやすくなります。

また、ページ数がはっきりしていれば、必要な作業量や費用、完成までの日数もイメージしやすくなるため、途中で予定が大きく変わってしまうのを防ぎやすくなります。

コンテンツ内容

コンテンツ内容は、「各ページにどれくらいの情報を載せるか」を先に決めておくと、作りながら迷いにくくなります。

たとえば、サービス紹介ページなら「2,000文字・画像3枚・見出し3つ」、料金ページなら「3つの料金プランを掲載」、事例ページなら「1記事1,000文字を3件」のように、文字数や画像枚数、載せる内容を具体的に決めておきます。

あらかじめ分量を決めておくことで、「情報が少なくて伝わらない」「逆に多すぎて読みにくい」といった状態を防ぎやすくなります。

また、必要な文章量や画像数が分かっていれば、準備や制作にかかる時間も見積もりやすくなり、公開までを無理なく進めやすくなります。

KPI・成果指標

KPIは、「いつまでに、どの数字を、どれくらいにしたいか」を決めておくための目安です。

たとえば、「公開3ヶ月後にアクセス3,000PV」「問い合わせ月20件」「直帰率50%以下」「平均滞在時間1分30秒以上」のように、期間と数値をセットで決めます。

数字を具体的にしておくと、公開後に「順調に進んでいるか」「どこを改善すればよいか」が分かりやすくなります。

もしアクセスは増えているのに問い合わせが少ない場合は、ボタンの位置や内容を見直す、といったように、次にやることも判断しやすくなります。最初に目標を決めておくことで、公開後も迷わず改善を進めやすくなります。

Webサイトの企画書の各項目の書き方

ここからは、先ほど紹介した各項目について、実際にそのまま使えるレベルの書き方例を具体的に見ていきます。

抽象的な説明だけでは手が止まりやすいため、文章の型や書き方の流れをそのまま真似できる形で確認することで、企画書を迷わず書き進められるようにしていきます。

目的・ゴールの書き方例

目的・ゴールは、「何を、いつまでに、どれくらい増やしたいか」を1文でまとめると分かりやすくなります。

たとえば、「公開3ヶ月後に、問い合わせを月20件獲得する」のように書きます。

期間を「3ヶ月後」、行動を「問い合わせ」、目標を「月20件」と具体的に決めておくことで、公開後に達成できたかを確認しやすくなります。

数字と期限がはっきりしていれば、その後に改善が必要かどうかも判断しやすくなり、次の動きにつなげやすくなります。

ターゲット設定の書き方例

ターゲットは、「どんな人に見てもらいたいか」が1人の人物像としてイメージできるように、1文でまとめて書きます。

たとえば、「30代男性、会社員、年収400万円前後、スマホ利用が中心、平日20時〜23時に閲覧することが多い」のように設定します。

年齢や職業だけでなく、スマホで見るのか、いつ見るのかまで決めておくと、その人に合わせて文章の長さやボタンの位置、ページの流れを考えやすくなります。

具体的に決めておくことで、「誰に向けたページなのか」がぶれにくくなり、必要な人に届きやすいサイトを作りやすくなります。

サイト構成の書き方例

サイト構成は、「どのページを何ページ作るか」を1文で整理しておくと分かりやすくなります。

たとえば、「トップページ1ページ、サービス紹介1ページ、料金ページ1ページ、事例ページ3ページ、お問い合わせ1ページ、会社情報1ページの合計7ページ」のように書きます。

ページ数と役割を最初に決めておくことで、「この内容はどこに入れるのか」「あと何ページ必要か」が分かりやすくなり、途中で迷いにくくなります。

また、制作途中でページの追加や削除が起こりにくくなるため、必要な日数や費用も予定どおりに進めやすくなります。

コンテンツ内容の書き方例

コンテンツ内容は、「どのページに、どれくらいの情報を載せるか」を1文で決めておくと整理しやすくなります。

たとえば、「サービス紹介は1ページ2,000文字・画像3枚、料金ページは3プラン掲載、事例ページは1記事1,000文字を3件掲載」のように書きます。

文字数や画像枚数、掲載数を先に決めておくことで、「情報が少なくて足りない」「入れすぎて読みにくい」といった状態を防ぎやすくなります。

また、必要な文章や画像の量が分かるため、準備や制作にかかる時間も見積もりやすくなり、公開までを予定どおりに進めやすくなります。

KPI設定の書き方例

KPIは、「いつまでに、どの数字を、どこまで目指すか」を1文でまとめて書きます。

たとえば、「公開3ヶ月後に、アクセス3,000PV、問い合わせ月20件、直帰率50%以下、平均滞在時間1分30秒以上」のように設定します。

期間と数値をあわせて決めておくことで、公開後に「目標まで届いているか」「どこを見直すべきか」を判断しやすくなります。

もしアクセスは集まっているのに問い合わせが少ない場合は、ボタンの位置や内容を見直す、といったように、次の改善につなげやすくなります。最初に数字を決めておくことで、公開後も迷わず進めやすくなります。

Webサイトの企画書の完成例

ここでは、これまで紹介してきた構成や書き方をもとに、実際に完成した形のWebサイトの企画書のを確認していきます。

シンプルに全体像を把握できるサンプルと、提案や受注を目的とした営業用の企画書の2パターンを見比べることで、自分が作るべき企画書のイメージを具体的に固められるようにしていきます。

シンプルな企画書サンプル

〇〇サービスサイト制作企画書(2026年4月)

目的・ゴール
公開3ヶ月後に、問い合わせを月20件獲得する。

ターゲット
30代男性、会社員、年収400万円前後、スマホ利用率80%、閲覧時間は平日20時〜23時。

サイト構成
トップページ1ページ、サービス紹介1ページ、料金ページ1ページ、事例ページ3ページ、お問い合わせページ1ページ、会社情報ページ1ページの合計7ページ。

コンテンツ内容
サービス紹介ページは2,000文字・画像3枚を掲載する。料金ページは3つの料金プランを掲載する。事例ページは1記事1,000文字を3件掲載する。

KPI
公開3ヶ月後に、アクセス3,000PV、問い合わせ月20件、直帰率50%以下、平均滞在時間1分30秒以上を目指す。

営業用企画書のサンプル

〇〇サービスサイト改善提案書(2026年4月)

目的・ゴール
公開3ヶ月後に、問い合わせを月20件から月40件へ増やす。

ターゲット
30代男性、会社員、年収400万円前後、スマホ利用率80%、閲覧時間は平日20時〜23時。

現状
月間アクセス3,000PV、問い合わせ月20件、直帰率60%。

改善内容
ファーストビューに20文字以内のキャッチコピーと問い合わせボタンを設置する。あわせて、全ページ下部にも問い合わせボタンを追加し、どのページからでもすぐに行動できる構成に変更する。

サイト構成
トップページ1ページ、サービス紹介1ページ、料金ページ1ページ、事例ページ5ページ、お問い合わせページ1ページ、会社情報ページ1ページの合計10ページ。

コンテンツ内容
サービス紹介ページは2,500文字で作成し、画像を掲載する。事例ページは1記事1,000文字を5件掲載する。

KPI
公開3ヶ月後に、アクセス5,000PV、問い合わせ月40件、直帰率50%以下、平均滞在時間2分以上を目指す。

Webサイトの企画書の用途別の使い分け

Webサイトの企画書は一つの型をそのまま使い回すのではなく、「誰に見せるのか」「どこまで説明が必要か」によって書き方を調整する必要があります。

ここでは、社内向けと提案用の違い、さらに簡易版と詳細版の使い分けという2つの視点から、最低限押さえておくべき判断基準を整理していきます。

社内用と提案用の違い

社内用は制作担当者が作業できる状態まで情報を細かく書き、ページ数、文字数、画像枚数、スケジュール日数まで数値で固定します。

提案用は意思決定者が判断できる状態にするため、目的、改善内容、KPI、費用の4項目に絞り、A4で1〜2ページに収めます。

情報量を調整することで、社内用は作業のズレを防ぎ、提案用は5分以内に判断できる状態にします。

簡易版と詳細版の使い分け

簡易版はA4で1ページにまとめ、目的、ターゲット、サイト構成、KPIの4項目だけを書き、数値は問い合わせ月20件、ページ数7ページのように最低限に固定します。

詳細版はA4で3〜5ページにし、各ページの文字数、画像枚数、スケジュール日数、費用まで数値で細かく記載します。

情報量を分けることで、簡易版は10分以内に方向性を決められ、詳細版は制作時の修正や手戻りを防げる状態にします。

まとめ

Webサイトの企画書は、特別なスキルがなくても「目的・ターゲット・構成・内容・KPI」を順番に数値で埋めていけば、A4で1〜2ページの形にそのまま落とし込めます。

ゼロから考えると手が止まりやすいですが、テンプレートに沿って「問い合わせ月20件」「30代男性・会社員」「合計7ページ」「1ページ2,000文字」のように具体的な条件を入れていくだけで、判断できる企画書になります。

さらに、社内用と提案用、簡易版と詳細版を使い分けることで、「作業できる状態」と「5分で判断できる状態」をそれぞれ作れるようになります。

まずはコピペ用テンプレートに数値を入れて1枚作り、そこから必要に応じて情報を増減させることで、迷わず企画書を完成させられる状態にしてください。

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